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さよならは始まり
この世は出会いと別れの繰り返し。どんなにこのままずーっとと願っても何一つ永遠のモノってありません。
わかっているけど別れはつらい。人との別れ、動物との別れ。または大事にしていたモノとの別れ。これが人生。
情の深い人はそのことをいつまでもひきずりやすいそうです。
また心が離れるという別れもあります。恋人、夫婦、友達。
これも自然の摂理。特に争ったことでの別れでなくても、なんとなく…。というのもあるものです。歯車がかみ合わなくなったということでしょう。
人の心を独占することはできません。こんなに大事に思っているのに!という人もいますが、それは自分の中の独占欲。それは身内にも起こりうること。血のつながりがある分こじれると厄介です。
出会いがあって別れがあるのですからその別れ方もいろいろ。
お互いの進む道や考えが違ってくれば当然離れるべくしての別れであってそれを一歩新しく前進したと捉えられるかどうかです。
離婚も昔はあり得ないこと!我慢が足りない!と大反対されていましたが、今はシングルマザーもしっかり働いて立派に子育てしている人を多く見かけます。その別れもお互いのため子供の将来のことを考えての事なら、とやかく言う必要はありません。どちらが悪いではなくどちらにも足らないことがあったのでしょう。
みんな寂しがり屋です。いつも周りに誰かいて話を聞いてほしい。守ってほしい。だからその寂しさをいろんなもので紛らそうとします。
お酒、たばこ、ゲーム、ギャンブル、SNS。一時はそれで癒されますが、どんどんのめり込んでも寂しさを埋めることはできません。しょせん人は呼吸する温かさでしか癒されないように思います。
解決策は人やモノに頼ることなく、自分自身の思いようです。私だけが孤独なのではないということ。人に期待するから裏切られる。認めてほしいという承認欲求はどこまでも終わりのない、空虚な偽りの世界であることを認めることです。
「元気を出して!」とは言いません。
人生は一人であって一人でない。そんな不思議な世界に自分は生きているということ。
この世が実世界だと私たちは信じていますが果たして本当にそうでしょうか?
いつかかは土に還る身であっても、命がある今、さよならを受け入れる、さようならに強くなる自分でありたいものです。
今、私は「人生ってそんなに悪くないよ!」と言えます。
悩んで毎日が苦しくてもヒントは自分の心の中にあります。
モノの見方ですべてが自分の味方になってくれます。
今朝は心地よい風に吹かれてご機嫌な、散歩になりました。
ニケは時折何度も私の顔を見上げて満足そうな顔をしているように見えるのは私の誤解なのかもしれませんが、それはそれでお互いが平和です。
今日もいい日にしましょう!
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