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いろんなバランス

丁度いい!というのは、どこから見ても違和感のない心地よさがあります。

例えば服装、おしゃれもたいせつですが、仕事場でのとなると、その職種によって違ってきます。自由な職場ではそれぞれの感覚が違うので常識の範囲があいまいです。

ユニフォームはみんな同じ格好で無難ですが、受ける印象が違うのは、清潔感があって、しわや、ほつれ、ほころびがない、靴はきちんと手入れされているなど気の配りようで印象が違います。

つまり身だしなみということになりますが、そこに謙虚な立ち振る舞いがあるかどうか。服装とメイクのバランスも大切なように思います。

お客様がいい接客を受けたと思えるのはやはり出しゃばらず、ちょうどいい距離感で、少々の黒子感。そこにはその人が表れます。

ある会社を訪問した時のことです。みんな思い々の服装ですが全体の雰囲気がその会社のイメージに合っていてとてもいい雰囲気でした。

そこには働く人の知性も感じられてこれもバランスの良さを感じました。

知人のおうちに招かれて、目を引くいかにも高そうなものはないと言っては失礼ですが、部屋中の調度品や、カーテン、テーブルなどのバランスがよくて感心することがあります。

これ見よがしさが無く、清潔で、細かいところにも気配りのある雰囲気は彼女そのもの!やはり住む人が現れています。

バランスが丁度いい!心が豊かなんだなあと羨ましくなります。

最近は居心地が悪いことが多くてなんだか疲れると感じたならその違和感に慣れるのにエネルギーを使うからかもしれません。

心のバランスの不均等を感じたことがありました。満員のバス。
座っている若い人とその前に立っているシニアの男性。

座っているほうは少し前かがみで何やらスマホをいじっています。立っているほうはカーブになると大きくバランスを失ってグラグラと揺れます。
つり革を握る手には長い持ち手の袋。その人の頭を揺れるごとにつつきます。

何度かつつかれて顔を見上げるとシニアは一言「ごめん。」
それがまた!今度は顔を見上げたとたん逆切れして「ごめんと言っただろー」と老人が怒り出しました。知らんぷりの若者と自分の怒りを納めるのに困っている老人。

プイと踵を返して反対側に立ちました。どっちもどっち。譲り合いのバランスがあれば、腹を立てることもない。目くじらをたてることもと思いました。若者にも席を譲る優しがあればなあとも…。

譲り合いという言葉か浮かびました。これもバランスの良さから生まれます。なんだか世知辛い日常!すこしでも気の使いようで、小さな平和は保てそうです。

今日もいい日にしましょう!




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