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間違えても、自分を許すことを子供に見せる

きっと自分がまず自分を許してあげなければ、他人も許せないと思う。昨日も書いた、自分を好きになれなければ、他人も好きになれないのと同じ。

そして、他人が許せないと、その許せない気持ちは、どんどん重くなるかばんをいつも持ち歩く感じに似て、何をしていても、楽しいときでさえ、裏の自分に住み着いている。許すことは、競争で負けを認めるのとは違い、そのいつも持っている重いかばんを下ろして、壁にぶつかっても、軽やかに、勇敢に、気丈に取り組むことができる、穏やかさを与えてくれると思う。

一度壁にぶつかり、それを乗り越えられれば、また一段上の壁にぶつかる。一度壁にぶつかり、それを乗り越えられなければ、また同じレベルの壁がやってくる。宇宙は人々を優しい、たくましい、真の自分バージョンにさせるために、壁を作る。許しは、そのアップレベルに必要不可欠なツールだ。例えば、子供に同じ場面で怒ったことはありますか。私は息子にイライラさせられるときは、まさにそれが壁だと思う。同じ怒り方をせず、今回はどう工夫してコミュニケーションを取ろうか、と瞬時に考えることができれば、その壁を超える余裕が、きっと自分を許している証拠だと思う。

まずは、自分を許す。すぐ許せなくても、なるべく時間を長引かせないように。軽やかに生きるためにも。親としていい人間の模範になるためにも。

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