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絵本屋の店長がマリオネットな件の真相

一つ前の投稿の「(前編)ニジノ絵本屋の雇用について」で、予告した通り、現在の店長について「(後編)ニジノ絵本屋の雇用について」の前に書いてみました。

ニジノ絵本屋の前店長のいのいの後任の店長がマリオネットのくまさん、トートンだということをみなさんはご存知でしょうか?

マリオネットトートンの現在のプロフィールはこちらです

42歳。うたうヒゲとおどるマリオネットのジャグバンド『TheWorthless』のメンバーで、とても無口。

すごく短くて、簡素すぎるので、今度ちゃんとしたプロフィールを作る予定です。『TheWorthless』のメンバーでおなじみ&有名なトートンですが、ソロでも活動しています。ソロ活動のひとつにニジノ絵本屋の店長の仕事もあるような立て付けだと、わたしは理解しています。

下記ご覧ください。この動画は、去年のジェントルフォレストジャズバンドさんのライブにてゲスト出演しているトートンの動画です。

まさかのサントリーホールですね。
これを見ても、トートンはとても多才だな・・・・。と、思います。

トートンについて、もう少し深掘りすると・・・・トートンは、kinokosupaさんという作家さんのアトリエで生まれたマリオネットです。
(トートンの親戚みたいな子達の写真がたくさん掲載されていて、ずっと見ていられるkinokosupaさんのサイトです)

すみません。タイトルの真相になかなかたどり着かないですよね。大人の事情というやつも含めて、真相を伝えようと、今日はこの記事を書いているので、ファンタジー要素ゼロでお届けしようと思っています。

トートンがニジノ絵本屋の店長に就任したのは2019年10月です。元店長のいのいが出雲に帰ってしまうタイミングで引継ぎました。

トートンはニジノ絵本屋の3代目の店長なんです。実は、ニジノ絵本屋、2011年にオープンしてから、お店番のスタッフはいたのですが、「店長」という肩書きを持った人は2016年の6月から2017年の2月まで店長を努めてくれたもろたゆきちゃんが初代の店長なんです。「ニジノ絵本屋さんの本」(刊行:西日本出版社)(通称:ニジ本)の「対談 元店長×現店長 ニジノ絵本屋の仕事」というのがP199〜掲載されています。お手元にニジ本がある方は今一度読んでいただけると、トートンの前の店長2名のことがよくわかると思います。
ちなみに初代店長のもろたゆきちゃんはわたしの実の従姉妹です。母方の従姉妹です。だからたまに似てると言われます。でも、のいのいとも姉妹ですか?と、何度か似てると言われたことがあります。血が繋がっている繋がっていないにかかわらず、わたしは店長と似てしまうのかもしれません。
この流れから・・・そうだと思い出しました。トートンがまだ店長になるなんて1mmも予感もしていなかった頃のお話しです。
ワースレスで大活躍のトートンはみんな一緒に写真を撮りたくなります。わたしもトートンと一緒に写っている写真がたくさんありますし、今までに何度もSNSでトートンと写っている写真をアップしています。
そんなある日、突然「Facebookにトートンと一緒に撮影した写真をアップしようとしたら、トートンの顔にいしいあや のタグが自動でついたんだけど、面長の顔が同一人物とコンピューターに認識されてるよw ププッ・・・」と、いった内容の連絡が妹から来ました・・・。
トートンは大好きだけど、自分の顔がトートンと似ているかどうかなど考えたこともなかったですし、妹からの(笑)ワラ、というテンションの連絡に、複雑な気持ちになった記憶があります。
話を戻しますと、店長といしいあや は、似ているジンクスがニジノ絵本屋ではあるのかもしれないです。

話が一向に本題にたどり着かなくてごめんなさい。

さて、「絵本屋の店長がマリオネットな件の真相」について迫りたいと思います。元店長ののいのいは2019年の秋に、地元の出雲に帰ることが決まっていました。その後の後任をどうするかという話がきちんとできない状態が2019年でした。なぜなら、2019年のお正月から秋までわたしはほとんど入院していたからです。(この件に関しても別の回できちんと記事を書こうと思っています)2019年は「ニジノ絵本屋株式会社」自体をどうして行ったら良いのか、自分の体調面からもずっと答えが出せないまま夏を迎えていました。そんな中、ありがたいことに、お話をいただく、取材のオファーはちゃんと受けたい!と、思っていて、わたしがなるべく受けられるようにと、入院中も調整していました。が、それでも治療のタイミングや手術のタイミングにかぶっていてわたしが撮影に立ち会えないということがありました。(先方さんと相談して、病院で受けられる取材は病院で受けたりもしていました)色々なメディアにニジノ絵本屋が取り上げていただくことができるのは、仲間たちを広く紹介していただけるチャンスなので、やっぱり絶対にきちんと受けたいと思っていました。

普通に他のスタッフが取材、受けたら良いよね?

その通りなのですが、実は、2019年の夏から秋にかけて、ニジノ絵本屋のコアメンバースタッフ全員が、退職予定、2020年以降の勤務が継続できるかわからない・・・という状態にありました。大切な取材のお仕事に、辞めることが決まっているスタッフがフロントでニジノ絵本屋の顔として取材を受けるのは、わたしの気持ち的にもどうかなぁ、どうしたら良いかなぁ。と、思っていました。(これはあくまでわたしの考えなので、別に辞めることが決まってるスタッフをフロントに取材受けたら良いじゃない!という考えがあることもわかっています)
基本的には、取材を受ければ仲間の絵本の紹介をたくさんします。せっかく記事を書いていただくのに、その場だけというよりは、しばらくはたくさん紹介できたらと思うので、なるべく未来にたくさんたくさん広がって行って欲しいので、取材を受ける前段階でできる工夫などはきちんと考えたいと思って受けます。なので、継続的に宣伝拡散できる存在が欲しい!と、思ったのです。
そのタイミングと、元店長のいのいの後をどうしようと思っていた時に、歴代の店長のインパクト?素敵さ?の足を引っ張らない存在が必要だなと、考えて、近くにいたトートンに「店長やって欲しい!」と、声をかけたのでした。

取材の受けごたえはわたしがどこにいてもできる。
ビジュアルはトートンで安定させることができる。

自分の体調が不安定な中、フロントがトートンであれば、例え入院していても安定して取材を受けていくことができる!絵本屋さんの店長がマリオネットって、ファンタジーな感じするし、ブランディング的にも表向き、悪くないはず!と、その時は思ったのです。
(基本的にニジノ絵本屋のイベントはワースレスと一緒にやっていることが多いのでトートンはとっても身近な存在でしたし、これからもさらに身近な存在だと思うのです)
トートンはマリオネットなので、トートンはナカタくんがいなければただの人形です。ナカタくんとトートンは一緒にいますが、別人格です。
トートンとナカタくんのことが書かれている2018年の記事がありますので、こちらもよかったらご覧ください。
https://boushu.net/dialogue/nakata-marionette-toton/

ちなみに、ナカタくんはトートンが店長就任と同じタイミングで、ニジノ絵本屋の運営メンバーになりました。このお話もまた別の記事でご紹介したいと思います。

そんなこんなで、なぜ、マリオネットが店長なのか、少しわかっていただけましたでしょうか?(よくわからなかったけども!という方ももちろんいらっしゃると思うのですが・・・・)

次は、「(後編)ニジノ絵本屋の雇用について」をお送りします◎

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