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妹・中島ナオの「おしゃれは明日の世界を作る力」

妹はいつもちゃんとしている。
ちゃんとしているとは、お化粧だったり、アクセサリーだったり、もちろんファッションも。

私もおしゃれでかわいいものは好きだけど、妹のようにファッションを工夫することはあまりなかったし、基本的に化粧もしないですし、アクセサリーも身につけません。
アクセサリーは、妹とお揃いのものが、わりに多い気がします。

良く考えたら、2019年の暮れか、2020年のコロナ前に妹に実家の洗面所でお化粧してもらったのが、今日の時点で、最後の私のお化粧でした。

「ちゃんとしなよ。歳なんだから」と、厳しいことを言われながら眉を整えてもらったり、アイラインをひいてもらったり、チークの色を選んでほっぺにまるまるまるまるってしてもらいました。
その時はディスられていると思っていたけれど、今思い返すと、姉の身なりを心配されていたんだなあ。と、思えてきました・・・。

このブログの写真をみて、思い出したことの一つ。
当時、妹はたくさんのスカーフを集めていて、ふらりと入ったお店で、柄の素敵な布を見つけて、「これはどう?」なんて、妹に聞くと「それだと形が使いにくい」とか言われたりして、そんなやりとりを何度かしたことあったなあ。と、思い出しました。
柄や素材もですが、頭に巻くときの具合が重要なので、スカーフの大きさや長さ、幅など、妹はよく見ていました。

外見的な大きな変化により

今までのおしゃれができなくなっても

なんとか工夫して

違うおしゃれを探して

楽しめる部分を持ち続けられたから

自分を嫌いにならずに済んだのかもしれない。

中島ナオ「“N” CANCER STYLE」

素敵な妹さんですね。美人な妹さんですね。おしゃれな妹さんですね。一緒にいる場面でもよく言われていました。当時は「わあ、ありがとうございます」などと控えめにも、二人して「恐縮ですー」みたいな雰囲気で答えていましたが、今振り返ってみたら、妹の工夫なり試行錯誤が、周りにちゃんと伝わっていたんだなあ。と、思いました。
そこにあった試行錯誤や工夫は、もちろん大変なこともあったと思うけど、楽しんでいた姿のほうがたくさん思い浮かびます。

そして急に、ぐわあ!っと思い立つのです。「わたしもちゃんとおしゃれをしよう!」って。
最近、「このままじゃダメだ!」と、思って久しぶりに自分で選んで、基礎化粧品買いました。
今までは、妹から定期的に支給される化粧水やクリームを使っていたのです。(もちろんまだあります。今年の冬は越せるくらいはある!)
なんとなく、なくなるのが嫌で、自分で購入したものと妹から支給されたものを併用して使っていこうと思ったのであります。
(ファッションのことを書いていたのに、いつの間にか美容の話になってしまいました・・・)

おしゃれってやっぱり

とっても大切で

とってもパワーを持っているのだ。

中島ナオ「“N” CANCER STYLE」

たとえ外出できなくても、仲間に会えなくても、おしゃれすると気分が変わって良いかもしれない!なんとなく、そう思いました。



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