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絵本『種をあつめる少年』

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このマガジンは、2022年1月発売予定の絵本『種をあつめる少年』(作:さわのめぐみ(ものがたり食堂)、絵:中村まふね)のことを中心に綴られています。制作秘話から出版前後のこと、2… もっと読む
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記事一覧

#7 おはなしの種

ある日、私は見つけてしまった。猫と話せる公衆電話を。 またある日、散歩をしていると、鯨の…

#8 彼女との出会い

ある日、私は彼女に出会った。 仕事が煮詰まると行く、近所のカフェがあって、そこは広くはな…

山羊座のついて

山羊座について 私は天体、星座や占いに詳しいわけではないのですが、以前にも綴った『夢日記…

#6 食べ物との和解

調べればわかるのに、全く調べずに(たぶん炊飯器にも説明書はあったのかもしれない)行動する…

#5 料理との出会い

料理が全く出来ないまま、実家を離れて暮らしはじめたのは20歳でした。 まだ、若かった私は、…

#1 ものがたり食堂ってなーに?

『ものがたり食堂』それは誰もが知ってる小説、童話、映画などのストーリーを前菜からデザート…

#2 絵本との出会いと記憶

記憶とは曖昧で、つねに形を変えながら、時に美化されて生きている不思議な生き物。その生き物は私の身体中を泳いで、細胞に何かを埋め込んだり、奪ったりしながら生きてる。離れたくても離れられない。不思議な存在なのです。 そんな記憶を呼びだし、問いかけてみる。 『絵本との出会いは?』と… すると、見えてきたのは母が読み聞かせる『ノンタン おねしょでしょん』 ノンタンがおねしょをしてしまうのですが、お布団に染み付いたおねしょの模様が魚やハートやアルファベットだったりとユニークなのです。

#3 わたしの生まれた家

朝起きると、そこはもうひとりきりの部屋だった。 一緒に眠りについたはずの父と母の姿はなく…

#4 わたしにだって、できるもん!

食堂を営んでいた両親の娘なのだから、さぞお料理がうまいだろうと思われてきたが、それは全く…