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「ジョブレインボーLGBT仕事博2020」に出てみました!

「ジョブレインボーLGBT仕事博2020」とは?

 最近は頭が起業の方にシフトしてしまっている私ですが、時間と興味はあったので、26日・27日の2日間に渡って行われた、JobRainbow様主催のオンライン就活イベントに出てみました。
 LGBTフレンドリー企業だけを集めた、当事者に嬉しい合同企業説明会です。


 Zoomでやると思っていたら、Remoでした。使ったのは今回初めて。大規模なセミナー等では大活躍のツールですね^^
 見た目もパーティー会場みたいで楽しいです。

 講演形式で企業の話を聞くステージ会場と、企業のブースで直接担当者と話せるブース会場があったのですが、自宅のWiFi環境が不安定だったため、ブース会場の参加は断念しました。1対1で話しているときに落ちたら失礼なので……^^;

 ステージ会場は、各社が25分の中で自社の紹介をし、最後にチャットでの質問に応じる形式でした。遠い昔に参加した合同企業説明会を思い出して、懐かしくなってしまいました。企業説明会がオンライン化しただけでも感動ものなのに、それが全部LGBTフレンドリー企業となると、時代は変わったなぁ、と感無量です。
 説明会で興味を持ったらその後ブースで話を聞く、という流れは、オフラインの企業説明会と同じでした。カメラオフでも参加できる分、オフラインよりも緊張感はないかも知れません。
 また、参加企業ですが、外資系か大手日本企業ばかりという先入観に反して、そんなことはなかったです。
 学生時代に出会いたかったと、心から思いました。

 ちなみにステージ会場では、企業説明会だけでなく、就活にまつわる講座も開催されていました。

自分の就活時代を振り返る

 今回のイベントを通し、自分の就活時代をふと思い出したのですが、自分は大学でLGBTサークルに入って活動していたことを、就活時に隠していました。もちろん、セクシュアリティの話にも言及しませんでした。
 幸い自分の場合は、学生時代に色々な活動に手を出していたこともあって、LGBTサークルのことを除いても自己PRで話すネタには困りませんでした。セクシュアリティについても、特別な配慮が必要なものではなかったので問題ありませんでした。
 強いて壁にぶつかったことを挙げるなら、女性用のスカートスーツが嫌で買わないでいたら、大学の就活支援担当に、「そんな人はほとんどいない。大手を受けるなら買うべき」と指摘されたくらいでしょうか。しかし、指摘されても頑なに買いませんでしたね^^;
 実際、IT・ベンチャーばかり受けている分には困りませんでした。不思議と、そういう会社を受けている女性就活生はパンツスーツが多かったように思います。何か相関があるのかも知れません。

 そんなわけで、私はセクシュアリティで就活に躓くことはありませんでしたが、中には大学のLGBTサークルで残した功績をアピールしたい人もいるでしょうし、履歴書と戸籍の性別が異なるなど、どうしても選考中にカミングアウトしなければならない就活生もいると思います。スーツも一つの壁になりますし。
 そういう意味では、こういう取り組みが貴重な受け皿になるのではないかと思います。

「LGBTフレンドリー企業」という言葉さえ、いずれはなくなればいい

 正直なところ、就職・転職サイトとして考えたとき、JobRainbowの求人はまだまだ少ないと思います。でも、あるとないでは大違い。これからも参加企業が増えるといいなと思います。
 でも、行く行くは「LGBTフレンドリー企業」なんて言葉さえ、必要なくなればいいと思います。違いを認めるのは当たり前になって、普通の就職活動の中で、わざわざLGBTQ+であることを意識しなくて済む社会が来ることを望むばかりです。

 さて、私も自分の身の振り方を詰めて行かないと。
 明日から所用で出掛けますので、noteの更新はしばらくお休みの予定です。所用の中に、次の仕事に結びつく話があるとか、ないとか。
 乞うご期待!w

 

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