見出し画像

アセスメントその2/発達メソッド

◆前回の復習、左右の協調の続き。アセスメントと遊びとして取り入れる場合の違い

ひとつ前の「アセスメントその1」で、左右の協調を見るためのお手玉のレッスンの例を挙げました。


この時に、「大人があらかじめできるように練習をしておく」ことの大切さをお話ししましたが、気をつけていただきたいことがあります。

それは、「大人が子供の前で完璧にできなければいけない」という意味では無いということ。


あそびやレクリエーションの一環として、子どもと一緒にやる時は、大人が適度に失敗をしたり落としてしまったりということがあった方が、子どもは気持ちをリラックスできます。(アセスメントとして実演して見せる場合は、正確にやって見せる必要があります。しかし、遊びの中でお手玉をとり上げる場合は、適度に大人が落としたり、間違えたりする方が子供は気持ちが落ち着くのです。)


これからも絵を描く、身体を使う色々なレッスンが出てきますが、お手本を正確にやってみせるということと、失敗してはいけないというのは別物であることを確認しておいてください。

ここから先は

1,901字 / 1画像

¥ 700

子どもたちの教育やサポート、すべての人が「自分らしく輝ける」社会の未来を描けるよう、活動していく資金とさせていただきます。