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2月23日/一人の人間という謎を一つの答えで解けるわけではない

"「人間にとって最大の謎は、人間自身である」と、
よく言われます。

この言葉は、深い心理に適っています。

この言葉はしばしば語られますが、
この言葉の深い意味は理解されていません。

人間の謎が、どのような場合にも、
充分に深く感じられていないのです。

人間は表面的に、解きがたい謎として
自分に向かい合っているわけではありません。

どの人間もある非常に深い意味で、
謎として私たちに向かい合っているのです。

特に私たちの興味を引くのは、
人間の謎についてたかるとき、
その人間の謎を一つの答えによって解くことを
望んではならないということです。

理論的にではなく、人生に適った方法で取り組むと、
「人間の数とおなじだけ、個々の人間のなぞがある」と、
言わねばなりません。"

    <<シュタイナー教育の基本要素>>


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