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1月18日/悲観主義は欲求を失い何もしないことを生む

"ショーペンハウアーは問題の本質を別な眼で見ている。



決して満たされることのない満足を求めて
永遠に努力することが、
全ての意志の基本である。

なぜならある努力目標が達成されると、
新しい要求がすぐに
また現れてくるからである。

満足はいつでも僅かな間しか続かない。

私たちの人生のほとんどすべての内容は
充たされぬ思いであり、
不満足であり、苦悩である。

盲目的な衝動が最終的に消えるとき、
一切の生活内容も失われ、
人生は無限の退屈さに落ち込む。

それゆえ比較的な意味で最善なのは、
自分の中の願望や欲求を押し殺し、
意志を殺害することである。

ショーペンハウアーの悲観主義の帰結は
何もしないことであり、
その道徳目標は普遍的怠惰である。"

          <<自由の哲学>>

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