見出し画像

2月27日/信頼と尊敬で成り立つ権威が子どもの教育には必要

"七歳から十四歳までのあいだ、
よい意味で権威が子どものそばにあるようにすると、
わたしたちはよいことをしていることになります。

この時期に子どもが利口ぶった人間になるのではなく、
自分のそばの人間を権威として信頼し、
尊敬できると、
健全な教育をしていることになります。

九歳、十歳の時点で、
すでに自分で知ろうとするのではなく、
「どうして、それがいいの」
と尋ねたときに、
「おとうさんが、いいっていったから。
おかあさんが、いいっていったから。
先生が、いいっていったから」
と答えるような子どもに育てると、
よい教育をしていることになります。

周囲の大人が自明の権威としてあると、
子どもによい教育をしていることになります。

もしこの七年ごとの発達段階に違反して、
この時期の子どもが自明の権威を批判しはじめ、
わたしたちがそのような批判が生じるのを避けなければ、
わたしたちは子どもの成長に対して
悪いことをしていることになります。

また十四歳、十五歳から二十一歳までの青年に、
心を喜びで貫く理想へと自然の方法で高まっていくように
語る機会がないなら、
とくによいことをしてないことになります。

この時期の青年に対しては、
人生において有するべき理想について語らねばなりません。"

           <<シュタイナー教育の基本要素>>

【無料講座】脳も心もウェルビーイングなアート思考術



子どもたちの教育やサポート、すべての人が「自分らしく輝ける」社会の未来を描けるよう、活動していく資金とさせていただきます。