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12月23日

"五ヶ月目には、どんな新しい経験に対しても、
全くとらわれずに向き合うとする思い感情を育てようとします。

秘教の弟子は、耳にしたこと、眼で見たことに対して、
「こんなことはこれまで聞いたことも、見たこともなかった。
とても信じられない。うそだ」というような態度をとってはなりません。

どんな時にも、どんな新しいことを経験しても、
その経験を受け入れなければなりません。

これまで学んできたこと、そうでなければならないと思ってきたこと、
それが新しい真実を受容するときの妨げになってはなりません。

もしも誰かが神秘修行を志す者のところに来て、
「今朝見たら、教会の塔が倒れそうになるまで傾いているよ」
といったなら、秘教を学ぶものは、
とにかく裏のドアを開けて確かめてみます。



五ヶ月目に、こういう態度をとるように意識して努める人は、
四ヶ月目の練習の際に語った、あの周囲の空間の中に何かが
生き生きと動いているかのような感情が魂の中に
生じてくるのが分かるでしょう。"

   <<シュタイナーの瞑想法>>

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