闇は影のようにつきまとう

殺すがいい
死はさらにわたしの
理想に繋がるのだから

誰も彼も
何も理解しょうとせず
怒り憎しみに燃え切り離し攻撃する
殺して姿を消しさり勝利と平和に酔う

けれども私は世界を手に入れる

死する度に怒りと闇を深め
もう決して救われることを望まない
底の底の底のまだ誰も行かぬ闇
かすかな光も届かない
形をなすことも許さぬ漆黒の海

殺せば殺すほど私はそれに近づいてゆく
私はおまえ達に生み出されるのだ
その度に世界に闇は広がってゆく

善人といわれながら沈黙する者
正義をかざし追い詰める者
他人事だと無関心な者
その心の中に本当に私は居なかったか？

目をそらすがいい
耳をふさぐがいい
口をつぐむがいい
立ち向かわなくていい
なにも考えなくていい

無知の渦で永遠に私を生むがいい
そしてまたおまえの前に現れるだろう