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私が高校に招かれる側になった話し(13)前

前回の記事に関係するのですが、話しは現代に戻りまして、数年前私はある定時制高校からお誘いを受けました。ある日いきなり働いている学校に電話がかかって来まして。

「◯◯さんが言論大会で先生のお話しをしますので、良ければサプライズで見に来てやってくれませんか?」

と言われまして。いきなりでびっくりしましたが、私は速攻

「行きます!絶対行きます!」

と答えました。

◯◯さんは私が数年前個別指導していた子です。この子は貧困、いじめ、不登校を経験していて私が個別指導することになった子です。詳細等は話せないのですが、私は校長先生に直接掛け合って面談からカウンセリングから受験まで全てやりました。自己PRカードなどと言われる高校に提出する書類や面接練習も全て私が仕上げました。

初めて会った時この子は私にこう言いました。

「高校なんて行かない。働く。」


ああ。どこかで聞いたような言葉←前回の記事参照

もうこう来ると返事はこうですよ。

「絶対に高校に行った方がいい。全部おれが受かるまで協力する。」


この子が初めてでは無くて、今までもう何回も高校行かないという子を説得してサポートして来ています。高校の見学会も勤務外で何度か付き添っています。

先生にやってもらったことや言葉をかけてもらったことの話しはぼちぼち聞きますが、

やってもらったことそのまんま同じこと実行してますねん←前回の記事参照


っと言うのは中々自分ぐらいかなと思います。我ながら文字にすると間抜けやな〜と思います。だって

普通やらんでしょ〜汗


まあマクドナルドはさすがにドライブスルーしてません←前回の記事参照

何でこんなに前回の記事参照を連発しているかと言いますと、

アクセス数めっちゃ低かったからに決まってるじゃないですか!


誘導です!セルフな誘導です!


前回の記事を皆さんがそろそろ見て下さった頃合いだと思いますので、そろそろ話しを戻します。

それで◯◯さんには高校に行くようにかなり説得をしました。もうしつこいぐらいに会うたびに説得をしました。心底勿体無いと思ったんです。こんな素晴らしい子がいじめや家庭環境で塞ぎ込んじゃうのが。

私は常日頃から自分の家庭環境のことで自分に言い聞かせていたことがあるんです。

こんなのおれじゃない。自分で選んで選択した所に本当の自分は居る。


外的要因はあくまで外的要因で

私は私だ


今もですがそう思っています。そんな外的要因で自分を見失いたくなかったんです。自分の可能性に見切りをつけたくなかったのです。そして、本当の自分に会って見たかったんです。

だから、◯◯さんにも全力でサポートしました。校長先生に面接練習を手伝って欲しいと頭も下げに行きました。ただ理想を語るだけでは無く、出来ることは全てサポートしました。

そして、私は◯◯さんの言論大会に行きました。

次回に続く

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