見出し画像

映画感想: 温泉シャーク

今回の作品

今回の話題は、
映画感想:温泉シャーク

感想
まず、最初に触れることとして、
前提がこの映画には必要かなと。
それは何かと言うと、
サメ映画といえばB級映画とか
呼ばれておりますが、
B級映画にもランクが
あると思います。
例えば、
それこそハリウッド大作ではないですが、
シャークネードみたいな品質あります。

で、フランケンジョーズみたいな
品質もございます。

で、温泉シャークについては、
どちらかというとフランケンジョーズに
近いテイストではございます。
ですが、そこに関しては、
予告で提示されている部分では
ございますので、
見る側も予習しても
いいのかなと思います。

そこを事前に把握していれば、
十分たのしい映画だと思います。
ただ、そのボタンを掛け違えたままにすると
ズレが終始支配する状況にあるのかなと
思います。
というか鮫がシャー!なんて言っているくらいですから。

まずは、
触れるべき温泉シャークの能力。
盛りすぎやろうて!※ほめてます。
パイプを通じて移動するとか、
群体化するとか、
どこでも出現するとか、
分裂するとか、
メタンを体内に蓄えているとか
EMP攻撃するとか
社会性があるとかとか
盛りすぎとはいうとものの
これぐらい盛っていたほうが
展開が楽しくなるかな。
ある意味、
カードバトルみたいなもので、
お互いにやりあうからこそ
物語は面白くなる。
だからこその
人間側のカードとしてのマッチョ。
筋肉は全てを解決する。

マッチョの話をしましたが、
人間側のことも触れると
結構、現代社会を活かした
設定だなあと思いました。
インフルエンサーが出たり。
また、話の中心を
警察署長と暑海市市長を
中心に話を回していくのですが、
この構図は、
ジョーズを思い浮かべます。
上記で触れた
インフルエンサーの部分も
ジョーズにおける
観光を盛り上げるところが
インスパイアを感じられます。
ただ、
そこからの展開が
オリジナルを感じられ、
というかここまでも
超展開でしたが、
超展開につぐ超展開でした。
人によってはご都合主義と呼びますが、
勢いは正義と言いたくなる
テンポでございました。

余談ではございますが、
本作、色んな俳優さんが登場しております。
その中でも青柳さんと高樹澪さんが出演しており、
平成と令和のウルトラ隊長が
共演にておっとなりました。

さて最後にですが、
個人的にはこういった映画が、
もっと増えてほしいと感じてます。
こういった映画がつくられ、
制作者がSF映画の経験を重ねていくと
そういった原作や大規模な映画でも
経験がフィードバックされ、
良作がつくられるんじゃないかと
考えたりします。
勉強する場、経験する場がないと
人は育たないと思うので。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?