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読書感想: 禁忌装置

今回の作品

今回の話題は、
読書感想: 禁忌装置

今回は「禁忌装置」に
ついて感想を書き進めたいと
思います。

今回の「禁忌装置」ですが、
過去に読了しました、
「放送禁止」の
作者である長江俊和さんの
最初に書いた作品である
「ゴーストシステム」を
改編した作品になります。

本作は、
初期のタイトルが
「ゴーストシステム」である通り、
ホラー作品でございます。

こうしてみると
本作品の世界観は
なかなか広いもので、
実写化するのも
難しいそうな
感じがしますね。

また、禁止シリーズと
結構、構成が違うので、
禁止シリーズを求めてると
その差に違和感がわくかもな
と読んでいて
思いました。

結構、クライマックスに
進むんでいくにつれて
展開がせわしない形では
あったので、
そこが気になったりする
人もいるかも
しれません。

この話自体、
女子高生の楓と
妻を手にかけた恵介の
二人でストーリーが
始まるのですが、
恵介のパートに
関しては、
妻の幽霊が
登場するのですが、
妻の幽霊が、
どうして殺したのという問いに
内心、妻のあんたが
不倫したからやろがい
と突っ込んでおりました。
妻が浮気した理由も
そこまで重要ではないので、
描かれていなかったのですが、
なんかモヤっとしました。

ただ、
テーマは面白いなと
感じておりました。
単純に幽霊を出すよりも
システムが関連している
というのはなかなか
今までになかった
形かなとおもいました。
ある意味、そこは多くの作品で、
当たり前としていた部分では
あるかなと思ってます。
そこはある意味、
人類が考える永遠の謎かなと
思いました。




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