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【社労士試験一日一言】もし、桃太郎が社労士だったら

「社労士って何ですか?」
って聞かれたときにどう答えれば良いですか?
と聞かれました。

その時は、普通の回答をしましたが、
どうやったら、社労士を判り易く伝えれるか
考えて、一つの思い付きで話を考えました。

「もし、桃太郎が社労士だったら」

昔々、ある村に社労士の桃太郎という青年が住んでいました。
彼は大きな桃から生まれたという伝説の子。
村人たちには、「桃から生まれた子は、正義の心を持ち、
困っている人を助ける運命にある」と囁かれていました。

桃太郎の事務所は村の中心にあり、
多くの村人たちが彼のアドバイスを求めてやってきました。
彼の側には、彼が助けた犬、猿、キジがいました。

犬は、かつて不当解雇を受けた経験を持つ、
忠誠心の厚い元サラリーマン。
桃太郎が彼の不当解雇問題を解決したことから、
彼についてきたのです。

猿はフリーランスの経営コンサルタントであり、
労働環境の最適化を得意としております。
彼と桃太郎は、とある労働環境改善の案件で協力したことから、
深い友情が芽生えました。

キジは、女性の権利擁護をライフワークとする活動家。
桃太郎とは、女性労働者の権利を守るための活動を
共に行ったことからの仲でした。

ある日、隣の村から使者がやってきて、
村の労働問題について相談があると言いました。
どうやら、株式会社鬼ヶ島という会社で働く労働者たちが、
不当な扱いを受けているというのです。

桃太郎は、この問題を解決するために
株式会社鬼ヶ島に赴くことを決意しました。
彼の友人たちも、彼の使命を手伝うため
同行することになりました。

旅を進める中で、桃太郎たちは
多くの労働者たちの声を聞きました。
長時間労働、休憩の取れない日々、
そして賃金の未払い。
その度に桃太郎は、労働基準法や各種の労働制度を駆使して、
労働者たちの権利を守る提案をしていきました。
犬は、不当解雇問題に対して労働者に寄り添い、
猿はその都度、労働環境の最適化の提案をし、
キジは特に女性労働者の待遇向上を強く訴えました。

ついに株式会社鬼ヶ島に到着した桃太郎たちは、
会社の経営陣と面談することになりました。
鬼たちは初めは強気だったものの、
桃太郎の的確なアドバイスと法的知識に圧倒され、
次第に反省し、労働者を大切にすることを約束しました。

結果的に、鬼ヶ島の労働者たちの待遇は大きく向上。
桃太郎は村に帰ると、
さらに多くの人々から感謝されることとなりました。
彼の名は広がり、遠くの村からも相談を求める者が
絶えなくなりました。

そして、桃太郎は伝説の社労士として語り継がれていくのでした。
めでたし、めでたし。

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