虹色のほたる石

幼少期行方不明になった時に1回死んだらしい僕です 恐らくチェンジリングで今の僕は妖精か…

虹色のほたる石

幼少期行方不明になった時に1回死んだらしい僕です 恐らくチェンジリングで今の僕は妖精か何かかなと 元の住処は多分ラブラドライト! 無自覚毒親という過酷な環境なので生きているだけでもう精一杯! でも明るく楽しく生きています! 虐げられあるある発信します!

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第三話 拝啓、初恋に殉ずる

しほさんの前世が千鶴 Tさんが寿彦(ひさひこ)です 拝啓、初恋に殉する 1 陽炎に混ざって黒い影がゆらゆらゆらゆらと揺れている。千鶴はしかとその目で確認をして、そっとその場を避けて過ぎ去った。千鶴には変わった能力がある。それはいわゆる亡者を見たり、朝は快晴でもその夜になったら雨が降ることがわかったり、どこが火事になるのかわかったり、誰が死ぬかがわかったりする能力だ。人はそれを神通力と呼ぶのかもしれない。 昔の昔は、それを周りに全部言っていた気がする。でもいつからか言わなく

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    • 第二話 紫煙と硝煙を、潜る

      みきさんの前世がシオン Lさんの前世がパテフです 紫煙と硝煙を、潜る 1 ときに時代というものは、誰かの人生そのものを争いで黒く塗りつぶしてしまうものである。今がその時だった。国王の号令と共に、いつ終わるともわからない戦争が始まった。よほど特別な人間でもない限り、若者は徴兵される。シオンもそのひとりだった。 ここは戦場、今はシオンの属する隊は他の隊とも合流し、夜に包まれて皆静かに眠っていた。満月の夜だ。ひどく明るい。あまりに明るすぎて眠れる気もせず、シオンはタバコを吸いに

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      • 第1話 流星群と褪せた文字

        ゆみさんの前世がキャシー Mさんの前世がエミリーです 流星群と褪せた文字 1 きゃっきゃと楽しげな声を上げながら、ふたりの⼦どもが駆け抜けて⾏った。郊外の散歩道、 バラの咲き誇る柵の隙間を潜り抜けた後、ふいに⽚⽅の⼦どもが⼩さく叫び声を上げた。 「待ってちょうだい、キャシー!バラの棘が服に絡まっちゃったわ。動けないの…お願い、 待って!」 「エミリー姉様ったらドジなんだから。ほら待って、あたしが今解くから泣いちゃだめ!」 キャシーとエミリーは、歳が三歳離れた姉妹で

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        • 今回、師匠と関わって生まれた小説をアップすることになりました!

          久方ぶりです。お元気にしていたでしょうか。 こちらは相変わらず人並みにドラマチックで並盛な人生です。 今回、僕の師匠と書いた小説を有料記事でアップすることに致しました。 この有料記事というのが面白くて、人と人との前世の関わりを師匠がカードリーディングや易などで読み、僕が師匠と話し合いをしながら前世の関わりと今世での二人の課題を念頭に入れつつ、前世でのふたりがどういう関係で最終的にどう転がっていったかを小説にする形になっています。 どれもがドラマチックで面白いものになっ

        第三話 拝啓、初恋に殉ずる

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        • 師匠と僕
          3本

        記事

          親友に新しく恋人を探すように言われ困った僕と師匠の問答

          主人格さんは先述の通り彼氏とは穏便に別れることになったのですが、そのことを親友に言ったところ、新しく恋人を作るように言われて主人格さんが少し困っています。というのも今もう主人格さんは満ち足りていて新しく恋人を作る必要性を感じていないからです。僕らはそろそろそれなりの歳になります。それでパートナーがいないことを心配してのことだと知ってはいるのですが…。そのことで困ってしまった僕が師匠と話をした時の師匠の答えが以下になります。 Aその友だちも親と同類だな...。エゴイストに限っ

          親友に新しく恋人を探すように言われ困った僕と師匠の問答

          主人格さんの彼氏に余計なこと言って恋人関係ではなくした僕と師匠の問答

          僕は、モノアモリーです。ですから主人格さんに彼氏がいるというのがどうしても変な感覚がしてしまって、僕が個人的には彼氏とは友達でいたいという気持ちが拭えずにいました。でも、そんなことを言ってしまったら主人格さんと彼氏がどうなってしまうかがわからず、ただただ溜め込んでいました。そのことを師匠に相談したところ、「虹さんもまとめて主人格さんと同じ人間なんだから、一意見として彼氏に友達でいたいと言ってしまっていいと思います。その上で色々ふたりで決めていくことだと思うので」とアドバイスさ

          主人格さんの彼氏に余計なこと言って恋人関係ではなくした僕と師匠の問答

          人に大切にされるか潰されるかの二択しかない僕と師匠の問答

          僕が、今までの人生をふいに振り返ってみたところ、僕に関わってくる人間は僕のことをとても大切にする人か、潰しにかかってくるかの両極端であることに気付きました。その内容について師匠と話した時の師匠の意見や問答がこちらになります。人間関係に困っている人は是非ご一読ください。 A.相手は必ず自分の鏡です。 なので「僕、自分をものすごく大切にするか粗雑に潰す感じで扱うかの2択しかしていない」ということだと思います。 鏡がどこを写してるか、気づいてない深い部分がたくさんあると思います

          人に大切にされるか潰されるかの二択しかない僕と師匠の問答

          牡丹姐さんの人生相談「普通にしなさい」に圧迫されるアナタへ

          僕の隣人である牡丹姐さん(「アタシなんてただのオカマよ♡」とことあるごとに言います)に、今日見た夢の話をした時のお話です。 「普通にしなさい」「人の気持ちがわからないなんて普通じゃない」そんなことを言われて大混乱する夢を見ました 僕らにとって、「普通」は禁句です。生まれてから一度も人の気持ちなんてわかったことはなかったです。皆がどうして痛い思いをしている人を見て笑うのかもわかりませんでしたし、人をいじめて絆とやらを高めるのも、見下していながら陰口を叩くのも理解できませんで

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          誰がどう考えても不幸にしか見えない、僕が食らってきた出来事

          これから書くことは僕が実際に味わってきた、何と言いますか心が折れそうになる出来事のまとめです。ひとつでも同じことを体験しているのならば、これから僕がまとめていく記事が何かの参考になるかと思います。多いので箇条書きにしていきますね。ちなみに僕はあくまで一人の副人格でしかないですが、基本的に記憶はほぼ持ち合わせています。なので、主人格さんが経験したこと、他人格さんたちが経験したことも、わかる範囲でひっくるめて書いていきますね 【不幸にしか見えないこと】 ・無自覚毒親環境(日常

          誰がどう考えても不幸にしか見えない、僕が食らってきた出来事