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令和四年のウクライナ危機

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令和三年末にウクライナ周辺にロシア軍が集まってきてから投稿してきました。ここにまとめます。 もっと前からワーニングは出ていたにもかかわらず防ぐことはできませんでした。
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2022年2月の記事一覧

キエフ包囲戦

キエフ包囲戦

 ウクライナがロシア軍のキエフ侵攻を防ぎきっているようだ。ドイツはRPGやスティンガーの提供を予定しているとか。

 遮蔽物の多い市街戦では、これらの携帯兵器は有効。キエフ攻防戦は長引きそう。

 長引けば雪解けがはじまりロシアの機甲部隊には不利な状況になる。

 これに対しロシア軍は、クリミア半島から進軍する部隊でポーランドとオデッサ(黒海)の補給線を遮断しにかかる。

 それと同時に、キエフ周

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ロシアがウクライナ侵略に踏み切れた理由

ロシアがウクライナ侵略に踏み切れた理由

ロシア通な人たちが令和四年二月のロシアによるウクライナ侵攻を予測できなかったようだ。「この戦争はロシアにメリットが無く合理性が無いから」という理由で侵攻は無いと予測されたようだ。

結果、「合理性のない判断をしたプーチンは発狂した」ということをおっしゃる方もいる。実際洗脳されているのかもしれない。

他に理由はないだろうか?

中国との間で、西側諸国と対決する約束を取り付けたということはないか?後

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人民解放軍、ロシアの後背を衝く?

人民解放軍、ロシアの後背を衝く?

 中国はモンゴルとシベリアの権益を手中にする絶好のチャンスかもしれない。

 令和四年二月、ロシアはウクライナに侵攻し西側諸国と対立した。四分の三の陸軍戦力は西に移動しシベリアはがら空きだ。

 中国は、米国に恩を売りつつロシアの東半分を占領する絶好のチャンスかもしれない。いずれは占領するつもりであったのだろう。今がその時かもしれない。

 ただし、ロシアの反撃で中国人民解放軍は大きな痛手を受ける

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一つの予想/ロシアのウクライナ侵攻ルート

一つの予想/ロシアのウクライナ侵攻ルート

 ロシアがウクライナのドンバスに2つの国の独立を認めた。侵攻の前触れか?

 ロシアは25万人の陸軍兵力の4分の3をウクライナ周辺に集めている。対するウクライナも西側の対戦車兵器(ジャベリンのような携帯兵器)など揃えて国民皆兵の構えだ。

シミュレーションしてみた。

ロシアの侵攻ルートサイバー攻撃による撹乱から始まる。

その後は空軍・陸軍戦力が侵攻する。

東はドネツクからハリコフにかけての平

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ウクライナ侵攻はベラルーシからか?

別冊!ニューソク通信で、中村逸郎さんがウクライナ侵攻は北のベラルーシから、とお話されていた。首都キエフを狙う。

ロシア海軍の圧力 〜ウクライナ危機の裏で〜

ロシア海軍の圧力 〜ウクライナ危機の裏で〜

 令和四年の二月中旬、ロシア海軍24隻が艦隊を組みオホーツク海の南と日本海に出現した。ウクライナ包囲で緊迫する中での行動だが、何を意味するのだろう。

 自衛隊と米軍への示威行為だろうか? 欧州戦線に米国が関与するなら、極東でも行動を起こすという脅しだろうか?

 ただ、ロシア単独で東西両方で戦端を開くなど愚の骨頂だ。中国や朝鮮が同時に動くことを前提とした脅しだろうか?

 北京五輪後(パラリンピ

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ウクライナ侵攻はロシアに分がある

ウクライナ侵攻はロシアに分がある

 ウクライナ情勢は、2月20日時点ではロシアに分がありそうだ。

 アメリカのバイデン大統領や各国首脳が言葉を弄しているが、肝心の軍事的な対抗措置は遅々として進んでいない。

 アメリカは経済・金融で制裁するなどと息巻いているが、ヨーロッパのエネルギー供給の首根っこを押さえられている状況でどこまで有効性があるのだろうか?

 一方でロシア側は着々と軍事的な準備、圧力を高めている。時間はロシアに味方

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ベラルーシからのウクライナ侵攻

ベラルーシからのウクライナ侵攻

 ロシア軍は相変わらずウクライナを包囲しており、危機が続いている。

 YouTube番組 別冊!ニューソク通信でゲストの中村逸郎氏が次のような予測が述べられていた。「ウクライナ侵攻は、ロシアの西に位置する、ベラルーシから行われる。ロシア軍がベラルーシ軍に偽装して紛れ込む。」と。

 ベラルーシは「ヨーロッパの北朝鮮」「欧州最後の独裁国家」と言われる国で、今もロシア軍と合同演習をしている。

 北

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バイデン大統領が言うように米露が直接撃ち合うことはないのだろう。同じように米中が直接撃ち合うこともないかも。ウクライナも台湾も代理戦争の場になるのか。

外務省がウクライナへの渡航中止勧告と在留邦人への退避を指示している。来週以降に危機のピークか。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2022T015.html#ad-image-0

ロシアのウクライナ侵攻は来週2月16日水曜日以降という話が聞こえてきた。雪解けで地面がぬかるむ前に完了させる。中国はこの機に乗じて台湾侵攻するかもしれない。中露が組んで欧米に対峙することで、この2つの侵攻の成功確率が上がる。その後の制裁も無効化できるかもしれない。日本は危機に。

テレ東ネット番組で、ウクライナ危機の背景をロシア視点で解説。番組の主旨ではないが、第二次世界大戦の主戦場である独ソ戦のまとめはよかった。https://youtu.be/9j_-bJnp3Z8