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『作りたい』と感じた思い。



あなたは日本酒が好きですか?
私は好きだ。
どのくらいか。週に1回以上飲むくらいは好きだ。
人によっては「そんなに?」と感じたり、「まだまだ。」と感じたりするくらいの頻度だろう。

私より日本酒が好きだという人は多いと思う。
では、そう自負した人の中で『日本酒を作ろう』と思ったことがある人は何人くらいいるだろうか。


確認するまでもなく、かなり減るのではないだろうか。

「日本酒を楽しみたい」と思った時、大多数の人は私同様、お店へ行き、好みの日本酒を選び、そのお酒に合いそうなつまみと共に、家に持ち帰るのではないかと思う。

それはなぜか。
漠然とではあるが、日本酒を作るのは大変と思っているからだ。
だから、楽しみたいだけならそれで十分だと感じる。

でも、知っているはずだ。
料理もただ食べるより、食材から選び、自分でキッチンに立ち、どのように調理するか考え、決めて、作り、それから食べた方が美味しい。
それをすることで、なぜか苦手な食材も口へ運ぶ気になる。


それなら、好きなものを作る過程から関われたら、余計美味しく感じるのではないか?



先程、日本酒が好きだと感じた、あなた。
想像してみて欲しい。



もし、自分同様、日本酒が好きな人が少なくない数いたら?
もし、自分同様、日本酒を作りたいと思った人がいたら?
もし、日本酒を使っている酒蔵、杜氏の人と繋がれたら?
もし、「日本酒作りたい人、この指とーまれ!」とする場所があり、「はーいっ」と指を掴んでくれる人が数十人いたら?
もし、ただの日本酒好きが日本酒を作れる環境があったら…?


あなたの考え、行動は変わってくるのではないだろうか?



そんなただの日本酒好きが、今、日本酒を作ろうとしている。


田村淳の大人の小学校の『日本酒プロジェクト』だ。





話は変わるが、オンラインサロンの魅力とはなんだろう。
感じ方がそれぞれなように答えはそれぞれだ。
だが事実としてあるのが『多種多様な人がいる』ということではないだろうか。

自分の知らない知識、自分の経験したことがないことを経験してきた人達が数多く所属するオンラインはとても色々な可能性を秘めていると思う。

この田村淳の大人の小学校、通称たむ小もそんな可能性を秘めたオンラインサロンだ。




「かばちゃん、たむ小の日本酒作らない?」


そんな話をしたのは桜も祝う3〜4月。
ただの日本酒好きなちひろ。彼は酒蔵関係者と大阪の飲食店で飲み交わし、日本酒を作りたいという思いが出てきたらしい。

声をかけたのは、山口県萩市にある八千代酒造の五代目蔵元杜氏、かばちゃん。

日常的にお酒に触れている彼女も、話しているうちに作りたい気持ちはむくむく膨らみ賛同。

日本酒好きなちひろと杜氏のかばちゃん。
なんの問題もなくスムーズに話は進むように感じた。

だが、人が集まればルールも必要。
多種多様な人が集まるオンラインサロンも例外ではなく【売名行為の禁止】が書かれていた。

ただ日本酒を作りたいだけ。
だが、サロンに所属している人間がいる酒蔵で作ったら売名行為になる。

『八千代酒造では作れない。』


たむ小の日本酒を作ってくれる酒蔵を探さねばならなくなった。

更に、販売するならたむ小内に限定される。
サロン外に売るには代表である『校長・田村淳』の名前が出て、大人の制約が生まれるからだ。


たかだかひとつのオンラインサロン発信の日本酒。
数百人から1千人程のコミュニティ内限定の販売。
故に売れる数はきっと多くはない…。

そんな日本酒を作ってくれる酒蔵はあるのだろうか?


スムーズかと思われたプロジェクトは、第一段階で暗雲が立ち込めた。


つづく




これはオンラインサロン・田村淳の大人の小学校内日本酒プロジェクトのnoteです。
【発行・日本酒プロジェクト内日本酒うぇいうぇい広報部】


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