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#46「素(す)の自分」を出す勇気【会社員・ジェントルさん・日本】2/2

https://stand.fm/episodes/655f125e9d14bc4563dd17ff

みなさん、こんにちは。『うれしい たのしい 日本語さいちゃんねる』日本語教師の さいとう あきひと です。 この番組は日本語を勉強している人と日本に関わる全ての人にお送りしています。

今回も前回の前半に引き続いてジェントルさんをゲストにお迎えして、いろいろお話を聞いてみたいと思っています。 ジェントルさんよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
はい。前半の方でも少しご紹介をしたんですけれども、 ジェントルさんと私は、今私が配信しているラジオの「stand.fm」を通じて知り合いになりました。 ラジオで繋がったのって今年?ですよね。忘れちゃった。
でも、そうですね、けっこう前に感じますね。 もうだいぶ前に感じる。
私もジェントルさんのラジオのファンなので、毎回聞いているので、いっぱい配信されてるじゃないですか。 1年前にラジオを始められてるから、最初知り合った時には何回目ぐらいだったのかな? 100回目挑戦とか言ってた時じゃなかったかな? 「もうすぐ100回です」とか言ってて、なのでもうだいぶ前に配信しているラジオ番組がいっぱいあって、 で、さかのぼって聞いたりとかしてたので、すごい前から知り合っているような、勝手にそんな気持ちになっています。
ありがとうございます。そんな昔から聞いていただいて。
そう、さかのぼって聞いてました。 前半の方ではジェントルさんが今、転職活動、お仕事を変えるということで、転職活動をしていることについて、いろんなことを聞きましたので、 前半がまだ聞いていないという人は前半の方も聞いてみてください。


で、今回後半になるんですけれども、私が知り合ったstand.fmでのラジオ番組の配信とか、最近YouTubeを始められたんですよね?
はい、そうですね。
はい、そのラジオとかYouTubeを配信するきっかけになったことは何なのかなっていうのをまず伺いたいです。
はい、分かりました。まず始めたのはラジオが先で、後でYouTube始めたんですけど、 ラジオを始めたのは単純に自分が話す練習がしたかったからっていう。
なんか番組でも言われてますよね、時々。
そうですね、そうなんですよ。営業職に就いて2か月目くらいだったんですよ。 で、その時に、ちょっと話す練習しておかないとお客さんにうまく伝えられないなと思ったので、 ラジオでちょっと練習しようっていう、そんなきっかけがありましたね。

それがラジオだって思ったのってどういう流れなんですか?
それはなんでなんだろう、ちょっと忘れてましたね。 なんかでもYouTubeだと、ちょっと大変だなと思ってて、 気軽にボタン一つ押せば話せるし、誰か聞いてもらえるっていうラジオすごいなって思ったのは、たぶん覚えてますね。
なんか話すのが苦手だって自分で思ったのは何かご経験があったんですか?そういううまく話せないとか。
あ、それで言うと、今勤めてる会社の上司に、もっとうまく喋れるようになった方がいいって言われたからですね。
あ、今働いてる会社で言われたんですか?
そう、言われたんです。
それは営業のお仕事だから?
いや、営業のお仕事じゃない時も言われてましたね。
なんか上司の方はどういうきっかけでそう思ったんでしょうね。 社内での何かミーティングとか、そういう場面でですかね。
そうですね、「報連相(ほうれんそう)」っていう、よく日本で言われる「報告・連絡・相談」っていうのが社会人の基本になるかと思うんですけど、 その時上司に私がその報告した時に伝え方が下手くそだっていうふうに言われたことは何度もありましたね。
そうなんですね。なんか じぇんとるさんのラジオ聞いてると、そんなふうに言われた人に思えないんですけど、私は。
ありがとうございます。
そう、なんかお話の順番とかもすごくきっと考えてしゃべられてるんですよね。 まず結論を言ってとか。
そうですね、意識的に練習してますね。 本当になんか話し方もすごく聞き取りやすいし、声とかも聞き取りやすいと思うので、成果が現れたっていうことですね、じゃ。
そう捉(とら)えたいですね。

ご自分でも実感しますか? 最初の頃と今と違うって思うの。
そうですね、1年前のラジオを聞き返した時に、やっぱり変わったなっていうのは感じましたね。
なんかやっぱり最近の印象が強いので、新しいほうがね、一番最近聞いてるほうが印象が強いから、 そんな話し方が下手だからとか言われてた人とは思えないなって思います、すごく。
そうですね、もっと上手くなりたいなとは思います。

お話は好きなんですか? もともと。
お話好きですね。はい、めちゃくちゃ好きですね。
その上司の方にそういうふうに言われるまでは、そういうことは言われたことはなかったんですよね。
学生の頃はむしろ、そのプレゼンテーションとか得意なんじゃないっていうふうに他に言われてたんですけどね、周りには。
何か違うんですかね、やっぱり。
なんかやっぱり社会人のコミュニケーションと プライベートのお友達とのコミュニケーションって、やっぱ違うのかなっていうのは 社会人になってから痛感しましたかね、やっぱり。

そのラジオの配信を始めて変わったことっていうと、さっき、おっしゃったみたいに、まずは自分の 話し方のスキルが変わったっていうことですかね。
そうですね、そうですね。
そうなるまでに意識されてたことって何ですか?
まあでも細かいテクニックで言うと、さっき言った「結論から話す」とかですよね。 っていうのが一つと、あと2つくらい挙げるとしたら 構成を考えてから話すとか、ですかね。
構成っていうのは順番っていうことですよね。
そうですね。順番。順番を意識するっていうのと、 あとはあの、はっきりと発音するというか 一文字一文字しっかり、はっきり伝えられるように意識してしゃべる のを意識してやってましたかね。
じゃ、今でもラジオで配信する時には、まずこれをしゃべって次にこれを言って、みたいなのを 考えられてるんですか?
はい、大体考えている時のほうが多いですね。ただ、あの、たまにその、土壇場(どたんば)で アドリブでしゃべってみたいとかっていう気分にもなったりするので、その時はアドリブでしゃべったり しますね。
そういう自然な感じもすごくいいですよね。時々そういう回があって。素(す)のジェントルさんが 見えるというかね。
はい、ちょっとそっちも出してこうかなと思って。

そうなんですね。 うん、そう、あとね、ジェントルさんのラジオを聞いて時々思うのが落ち着いたテンションで始まる 時と、すごいハイなテンションで始まるときとか、あるじゃないですか。 一定じゃないじゃないですか。あれはわざとですか?
えっとー・・・
こんなこと聞いていいのかな。
いえ、全然。
裏話みたいな。
いや、なんか個人的にその素(す)の自分を出したいっていう 思いがあって、で、その、やっぱり人間って、その、ずっと同じテンションではいられない生き物だとは思うんですけど、そうなんか、それで言うと、そのありのままの自分で今感じてる感情とかも全部 出したいっていう意味で、たぶん高低差が、たぶんあるんじゃないかなぁと。あんまり、そう、そこはね、 意識して使い分けてる感じじゃなくて自然な自分っていう感じの、 配信してます。
なんかこう、構成がすごく決まった感じの放送も、すごく 聞きやすくて、ここがポイントなんだとかわかって、すごい面白いんですけど、時々ある、思う、思うままにお話してるっていうのも、なんかそれはそれでいいし。なんかいいですよね。両方見せて、見せてというか聞かせてもらえるから。
いやいやいや。
すごい楽しいなと思います。

今、何回ぐらい放送されてるんでしたっけ?この、これを録音してるのが10月の終わり なんですけど。
えっとー、今190本出してて、で、今、録(と)り溜(だ)めが6本ぐらいあるんですけど。
え、そんな録ってるんですか。
ちょっと、はい、撮ってます。
すごい。
それを後で出していこうかなと。
「録って出し」かと思ってた。
年内には200本いくかなという状況ですね。
そうですよね、いきますよね絶対。えー、なんか100まで行くまでと100から200に行くまでって、大変さとか違い ありましたか?
どっちもあんま大変だと思ってないですね。 やりたかったので自分が。
そうなんですね。でも、私が聞き始めたのが、たぶん100ちょっと前ぐらいだと思うんですけど。
はい、はい。
じゃ、早かったですね、あと100になるのが。200になるまで。
そうですね。わりと、あっという間だったなって感じがします。

すごい。ご自身で、その200本の中で、この回すごく良かったとか、そういうのってあります?
えー。
これ聞いてもらいたいな、特に、みたいな。
100回目ぐらいの投稿が一番うまくしゃべれたなっていうのと、熱量を出せたなっていうのがあって。うん、そこかな。ちょっと今、正確に覚えてないんですけど、100回目ぐらいの時です。
まあなんか、目標としてたところが来たっていう。
そうですね。
達成感とかもね、きっと。
はい、はい。
うん、なんかそういう印象があります。私が聞き始めた時の、じぇんとるさん。
あ、本当ですか。
やりました、みたいな。
そうですね。
でも、こう、そこからやっぱりお仕事されている中で転職活動にも繋がってると思うんですけど、いろいろないいこともあり、大変なこともありみたいな。そういうのを共有してくれてる回もすごく多いので。
はい、はい。
大変なのは自分だけじゃないんだ、とか、そういう思いになったりもしますよね。
ありがとうございます。
こちらこそ。

一つ印象的だったのが、前半でちょっと じぇんとるさん自身がおっしゃってたんですけど、あの、仕事?就職して、ちょっと違うなとかなって、うまくいかなくなって、ご自身では失敗したって言われてましたけど、そこから、こう、前向きになれたじゃないですか。じぇんとるさんが。 それをお話してる回があって。あれ何回目だった?
ありましたね、そんな回も。
ありましたよね。そこ、その回をこの「さいちゃんねる」の説明のところにリンクで付けておきますので、ぜひ皆さん聞いてください。で、その番組の回で、じぇんとるさん、早稲田大学 卒業されてるじゃないですか。
はいはいはい。
で、そこでなんか自分はけっこうできるほうだって思ってたけど、就職してからそうじゃないんだって、なんか鼻を折られたっていうか。
はいはいはい。
気づいて、みたいな話もしてたじゃないですか。
はい、しましたね。
そこに自分で気づいたっていう話とか、それで終わるんじゃなくて、じゃあどうすればいいかって、ちゃんと自分で自分を見直して 歩き始めたんだとか、なんかそれって、すごく言いにくいことだと思うんですよ。
うん。
まあ自分の親しい人とかね、友達とかよく知ってる人とか家族とか、そういう人には、もしかしたら言えるかもしれないけれど、 そういうラジオとか誰が聞いているかわからないもので、そういうお話をするのって勇気がいるんじゃないかなと思ったんですが。
うんうんうん。
勇気を出したんですか?
まあ勇気を出したんだと思いますね。
すごいなと思ったんです、その時に。この人。
いやー、そんな、ありがとうございます。なんか、個人的にはやっぱり、その、出したいんですよね、ありのままをなるべく。 なので出せるところは出そうっていう意識があった上での放送だったんじゃないかなとは思ってます。
なるほど。それで、あ、この人のラジオ続けて聞いてみようって思いました。
いやー、ありがたいですね。
いえいえいえ。はい、ありがとうございます。

で、最近その、YouTubeを新たに始められたっていうことで。
うん、そうですね。
ラジオも続けながらYouTubeも。
はい、そうですね。 なぜでしょう?
えっと、YouTubeは、これはちょっと自分の顔を出して、発信したいなっていう素朴な思いから始めたっていうのがあるんですけど。 で、なんだろう、それこそラジオとはまた違った見せ方ができるというか、自分の声だけでラジオって配信するじゃないですか、ほとんど、そう。 一方でYouTubeって自分の声に、それこそ音楽とかテキストとか、いろんな素材、映像と組み合わせて自分を表現するっていうのが、 なんかこれはこれで新しい自分の見せ方できるんじゃないかなっていうのがあって、 それはいろんなYouTuber見て面白そうっていうのがあったんですけど、 そんな思いから好奇心で始めたっていうのが理由だと思います。
新しく始められたので、まだそんなに本数はないと思うんですけど、今5本とかぐらいですか?
今7本あげたかな、はい、あげましたね。
ね、あの、なんでしたっけ、ルーティーンみたいなの、あるじゃないですか。あれ何ルーティーンでした?
忘れちゃった、休日。
あ、そうそう、ビジネスマンの。
ビジネスマンのルーティーンと、あと休日Vlogみたいなのもあげました。
あ、そう、パートナーの方と。
そうです、パートナーの方。
ちょっとラブもあり、自然もありみたいな感じの。 なんかYouTubeの、その、じぇんとるさんのチャンネルって、まあこれあの、いろんな見方があると思うんですけど、 そのラジオとはまた違って、素の じぇんとるさんが見たいなと思いました。
あ、YouTubeで、ですか。
そう、そのルーティーン系。
なるほど。
面白いなと思った。
あ、本当ですか。 そう、なんかラジオとは違う一面が、実はこんな動きするんだとか。
面白い。
実はこういうふうに、なんか、ことを進めるんだとか。
そうですね、そうですね、ちょっとそういうの出していこうかな、確かに。
あと、そのコーチング、前半でお話ししてくださった、コーチングで知ったこととか、そういうのもあるじゃないですか。
はい、はい、はい。
だから、なんか、そういうのと、普通の、本当の じぇんとるを見せる番組みたいな、2本立てぐらいで言ってもらえると視聴者は嬉しいかなって。
そうですね、ちょっと今いろいろやり方を模索してるんで、ちょっと参考とさせていただきたいなと。
ありがとうございます。参考になれば幸いですけど。ラジオとリンクとかはしないで、別に切り分けてやっていく感じですか?
そこは追々(おいおい)していこうかなと思ったんですけど、まだ7本とかしか上がってないので、もうちょっとたくさん上げてから繋げてみようかなって思ってます。
楽しみにしてます。
はい、ありがとうございます。
はい、ありがとうございました。

じゃ、あの、後半のほうで、こちらもいつも伺っているんですが、じぇんとるさんの好きな日本語とか、ちょっと大切にしてる言葉とか、そういう日本語があれば教えてください。
じゃ、お伝えします。
はい、じゃーん。
ことわざなのかな??
はい。
「我以外(われいがい)皆(みな)我師(わがし)」っていう言葉があるんですけど。
「我以外皆我師」。
はい。一言で言うと、自分以外みんな先生だよねっていう内容で、 この、さいとうさんとかも、もろそういう方だと思うんですけど、その、年齢とか、そういった、いろんな自分の立場を気にせず、相手の立場か、を気にせずに、ちゃんと話を受け入れてくれるというか、学びになろう、しようという意欲みたいなものを、たぶん大事にしたほうがいいのかなって思っていて。なんで、僕もその自分の上司とかお客さんとかだけじゃなくて、それこそ自分の 身近にいる人とか、それこそけっこう弟とかと仲いいんですけど、そういった誰に 対しても、教えてもらってるんだっていう姿勢を持ちながら生きていくっていうのが、けっこう大事なのかなって思ってるのがあるので、今の言葉を 選定させていただきました。
おお、なんかちょっと自分自身も振り返りました、今。そういう思いでいられてるかな?
いやいや、そういう思いで生きていらっしゃると思いますよ。
あ、ありがとうございます。「我以外」の、その「我」っていうのが「自分」ってことですよね。
そうですね。
で、「我師」の「師」は先生の、教師の「師」ですよね。
はい。
はい、そうですね。その言葉はもう昔から大切にしてた言葉なんですか?
えっと、言葉自体知ったのは大学生だったんですけど、もともとでもそういう生き方はしてたなぁと思ってて。 後輩先輩関わらず、フラットに関わって、お互いに教え合うっていう生き方をしたいなって、ずっと思ってたので、 大学生の時にぴったりの言葉と出会ったって感じですね。
へえ、そうなんですんね。

はい、ということで、後半のほうも、いろいろ今のラジオとかYouTubeの配信について教えていただきました。 ありがとうございました。
はい、ありがとうございます。
はい。前半のほうでもお伝えしたんですが、 じぇんとるさんの、そのウェブラジオのリンクと、あとYouTubeが見られるリンクはこの番組の説明のところに付けてありますので、ぜひ そちらから皆さん、何回でも聞いたり見たりしてください。
いやー、お願いします。
はい、元気がもらえると思います。
ありがとうございます。
はい、で、今ジェントルさんと私が話した言葉を文字にしたものを『note』というウェブサイトに書いていますので、 日本語を勉強している人はそちらも見ながらもう一度聞いてみてください。 で、私のインスタグラムではこの番組のお知らせをしていますので、そちらもよかったら見てみてください。 で、あ、そうですね。今回のお話が良かったと思う人は、ぜひハートマークのいいねを押してフォローをお願いします。 あ、じぇんとるさんのラジオとYouTubeのチャンネルのフォローをしていただいたほうが良いですよね。
はい、もし気に入(い)っていただけたらお願いします。
押すだけですよ、皆さん。
はい、それでは皆さんに、うれしい・たのしいことがたくさんありますように。お祈りしております。 はい、ジェントルさん、じゃ、前半後半ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
はい、皆さんさようなら。
さようなら。
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