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『僕らのインディーアニメ史観』を読んで

おはようございます!今日は2月10日です。

今日は同人誌に関する感想となります。

 今回は『僕らのインディーアニメ史観』です。
著者はとびたさんでインディーズアニメの歴史に関する内容を約90ページ近くまとめた同人誌でした。現在通販で販売されています。

先月に通販販売が開始され、即座に注文しました。そして、今週になって同人誌が届きました。

実際に手を触れると、獏井さんが描いた表紙イラストにとてもオシャレでした。大きさは持ち運びやすいサイズでした。

カラフルな表紙なのが素敵です。

 一通り読んでみた感想として、インディーズアニメに関してしっかり考察されて関心を持ちました。アニメ・漫画といったジャンルで解説すると、自分の好みに強調されがちとなり、感想文程度の内容となってしまいます。ただ、この同人誌は主観的のみならず客観的な視点も考察されていました。なので様々な視点からインディーズアニメの歴史を詳細に書かれているので、興味が持ちやすかったです。『インディーズアニメ』の面白さがこの一冊から伝ってくるので、気になる方には是非読んでほしい本でした。

私は以前からインディーズアニメに興味があり、著者であるとびたさんより10年以上前からインディーズアニメを見始めていました。その当時はFLASH黄金時代の末期であり、ニコニコ動画のMAD動画、ボカロ、東方ProjectのアレンジPVといった作品を見ていた世代でした。私は個人ニュースサイトの『イイ・アクセス』、『かーずSP』またはおもしろフラッシュ倉庫からFLASHアニメを探して見ていました。

 書籍では、2017年がインディーズアニメ界隈の大きな出来事を書かれている内容に対して、その当時の私は一つ時代の終わりと新たな時代の幕開けを感じました。私自身は当時専門学校に通っていて、実習をされた関係で多くの作品を見ておられず、読んでいて知らないことだらけでした。また、前年の2016年はFLASH黄金時代から開催されていた紅白FLASH合戦がこの年で終了して、一つの時代の終わりを感じました。そういうことがあって私にとって2017年以降は暗黒時代を感じました。こむぎこ2000さんが indie_anime を誕生するまでは・・・。

2020年に indie_anime が誕生をしてインディーズアニメ界隈が爆発的に大きくなり、あの頃のFLASH黄金時代が彷彿させる熱気を感じさせました。本当に感謝しか出てきません。

改めて『僕らのインディーアニメの史観』は素敵な本でした。ありがとうございました!

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