~太陽の通る道は神様の想いが通る道~vol.12 伊勢の神宮の神嘗祭レイライン令和4年版
神嘗祭(かんなめさい・かんなめのまつり・かんにえのまつり)は、宮中祭祀のひとつで。伊勢の神宮では最も重要な祭事です。
レイラインで注目すべきは旧暦の9月17日になりますが、現在祭祀を行っているのは西暦の10月17日です。実際に祀っているので意義がないわけではありませんが、地理的なレイラインの考察には旧暦を用います。
令和4年の今年は旧暦だと10月12日にあたります。伊勢の外宮、内宮、伊雜宮からのレイラインを確認してみましょう。
伊豆諸島では恩馳島、三宅島近辺、大野原三本群島・大野原島の方角からの日の出になります。
レイラインを考察する際、日の出はまず伊豆諸島に注目します。神様は海の方角では伊豆諸島の方角から来られるといろいろなレイラインを考察して感じているからです。
日の入りのレイライン上には様々な地点がありますが、それらの地点の意味は、中心となる場所が意味する内容と、神事の内容、祭祀の詳細と照らし合わせて考察します。
・吉野神宮や英彦山神宮、住吉神社や大麻比古神社など神宮や大社、地域の一の宮。
・吉野水分神社 、與止日女神社など水に関連する神様が祀られている神社。
・平原遺跡 平原王墓や吉野ヶ里遺跡など有名な遺跡。
など注目しました。
今回は令和4年のレイラインを観てみましたが、旧暦のレイラインは19年分の種類があるので、その年ごとに込められた思いがあるとも思っています。
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