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ピスマの好奇心ブログ
2024年4月9日 23:10
こんばんは。PisMaです。本日も宮部みゆきの「理由」を読んでいきます。情報量がとても多く、内容をかいつまんだ第二章の要約がメインです。なるべく簡潔にまとめられる様頑張ります。二章からは「荒川の一家四人殺し」の経緯がわかってきます。舞台はヴァンダール千住北ニューシティ。バブルの始まりの頃から建設予定が立ち始め、合成染料製造会社ニッタイの土地をパーク建設という建設会社が買いつけて建設
2024年4月10日 21:35
こんばんは。PisMaです。今回も「理由」を読んでいきます。すこしずつざっくり紹介していこうと思いますのでご了承くださいませ。では2章「入居者」から。ヴァンダール千住北ニューシティ・ウエストタワー二〇二五号室に入居していた、今回の事件の被害者候補・小糸信治の姉、小糸貴子の証言から始まります。小糸信治は金づかいの荒い性分で、貴子もずいぶん手を焼いていたよう。貴子は信治から「お金を少し
2024年4月14日 22:47
こんばんは。PisMaです。本日は「理由」の続き。またもや要約がメインになってきているので、ペースアップも兼ね感想メインで書いていこうと思います。今回読み進めたのは3章「片倉ハウス」4章「隣人たち」の二章分。3章「片倉ハウス」では前章に出てきた学生•片倉信子の家について詳しい事情が紹介されていました。家族構成から家の事情、最近起こした事件まで。片倉家の事情のなかで特に気になったの
2024年4月18日 07:23
こんばんは。PisMaです。本日も読んでいきたいと思います。今回読み進めたのは5章「病む女」6章「逃げる家族」。5.6章は「荒川の4人殺し事件」の鍵を握る人物たちの、細かな言動が開かれていくパートが続いていきます。5章では東京都江戸川区春江町に店を構える「宝食堂」に住む宝井一家の話題。父、母、長女、長男の構成で、長女の綾子はまだ赤子の息子・祐介を育てながら「宝食堂」を継ぐ身です
2024年4月20日 00:04
こんばんは。PisMaです。本日も「理由」を読んでいました。読んだのは7章「買受人」と8章「執行妨害」。7章では、出頭した小糸信治が渋々警察にこれまでの経緯を説明しているところから始まります。信治は不動産にかかわる詳細な事を聞かれても、ぼかしたり答えなかったりと要領を得ない部分もあり、話が終わるまで長い時間がかかったようです。小糸信治の捜査が行われるなか、重要そうな証言が浮かび上が
2024年4月24日 22:27
こんばんは。PisMaです。本日は「理由」の続きを読んでいました。読み終えたのは11章「売家」12章「幼い母」。11章「売家」では、石田直澄がどうやって件の競売物件を買うに至ったかについての詳細が語られる章となっていました。本格的に家を探し始めた直澄は、最初は普通の物件を探していましたが…どこからともなく「安くて良い物件が手に入る」という競売物件に目をつけます。不安を覗かせる母の心
2024年4月27日 21:40
こんばんは。PisMaです。本日も「理由」を読んでいきますよ〜。今回読んだのは13章「写真のない家族」14章「生者と死者」。少し長めの章だったので、文量多めでお送りいたします。では13章から。13章「写真のない家族」は、小糸夫妻の家に住むこととなった占有屋…砂川一家について。この家族のことを一番深く知っていたのは、意外にも小糸家の長男・小糸孝弘でした。小糸信治の作戦のもと
2024年5月3日 22:32
こんばんは。PisMaです。本日も「理由」を読んでいます。あと2回くらいで完結しそうなので、最後までお付き合いいただければ幸いです。今回読んだのは15章「帰宅」16章「不在の人びと」です。15章「帰宅」は14章「死者と生者」の続き。特別介護施設に向かった砂川里子の描写からはじまります。ニュースを見ていた看護師さんが情報の異様さに気づき、里子に電話をかけるかどうか迷っていたところで
2024年5月6日 21:42
こんばんは、PisMaです。1ヶ月読み続けてきた「理由」も終盤。最後までお付き合いいただければ幸いです。今回読んだのは17章「家出人」18章「綾子」。17章「家出人」では小糸家に住んでいた住人「砂川里子」を名乗る人物と「砂川トメ」を名乗る人物の身元が判明していきます。「砂川里子」の本名は秋吉勝子。草津出身で、人に尽くすところが多々ある人物でした。この情報から、二〇二五号室にやっ
2024年5月9日 00:17
こんばんは。PisMaです。今回は「理由」最終話です。3話まとめてご紹介しようと思いますのでよろしくお願いします。読んだのは19章「信子」20章「逃亡者」21章「出頭」。19章「信子」は、冒頭で登場した片倉ハウスの続きから始まります。おさらいをしますと、簡易宿泊施設「片倉ハウス」の長女・片倉信子が片倉ハウスに石田直澄が居ることに気づき、交番まで知らせに行くのが冒頭の描写となって