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たまにのエッセイ 「テレビとラジオ」

この文章を今書いているのは2023年の6月。僕がエッセイ「テレビとラジオ」を書いてTwitterに載せ始めたのは2018年の5月。ちょうど5年前です。

その頃は、京都造形芸術大学(今は京都芸術大学って名前になったんやって)の舞台芸術学科というところを卒業したばかり。大学の授業をこなしながら、多い時は週3で南森町通っていたラジオ番組のADも丸2年頑張ったので大学卒業と同じタイミングで辞めました。

高い学費の大学で舞台芸術を学んだことを勿体ない結果にさせたくない、という気持ち。それと、自分が書いた脚本や演出でハッピーな作品をかたちにできた、というちょっとした自信。そんな状態で、とりあえずフリーランスとしてお仕事をちらほら貰いながらお金を稼ぐ方法について探り探り生きていました。

卒業したてのフリーランスだと自由な時間が多く、暇があれば近所のTSUTAYAに寄って立ち読みを。POPEYEとかMeetsとか、そういう雑誌のコラムをみて「自分もこういう物書き業が仕事になったらな〜」と変に憧れちゃって始めたのがこのエッセイです。

定期更新を自分に課すと変に思ってもいないことを書いてしまったり、おもんない事を書いてしまう怖さもあったので不定期に書いていくと、結果no.15まで書くことができました。いぇ〜い!たった15かよ、という見方もできるけど、5年かけて15というのは心地の良いペースだと思っています。

このエッセイは僕が観たり聴いたりしたテレビやラジオの番組について書きながら、自分の生活のことや考え方の変動を文字にして残していくことを目的としているような気がします。

いま読み返すとたった5年の間で、フリーランス→テーマパークで会社員→転職して上京、という足跡が残っています。エッセイと言いつつ日記のような役割にもなっていたり。

あーでもないこーでもないと考えながら文章を組み立てた割には、ネットの海に投げてもそんなに反響がない。何か大きなことに繋がる気配もない。だけど「あれ読んだよ」と言ってくれたり、ちょっとしたハートのマークが通知で来るだけで嬉しくなります。

今まではTwitterにしか載せていなかったけど、noteに掲載することでより多くの人の目に触れられたらここ5年間の渡辺も喜ぶのでいっぱい読んでほしいと願うばかり。下手っぴな文章ながら面白がってくれる人がいたら、感想やお誘いやお茶会や旅行へのお誘いなど、ご自由にお便りくださいませ。

これからもどうぞよろしくです。

渡辺 (nidone.takumi@gmail.com)


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