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【子育て】スマホ育児の影響。いち作業療法士としての視点で

こんにちはにどです。

昨今、デジタル教科書の導入であったり、
"スマホ育児"なんていう
言葉も出てきて子ども達も当たり前のように
デジタルに触れてますよね。

ここ最近は新潮新書の「スマホ脳」
という本もベストセラーになり、
デジタルも良い面ばかりではないというのは、ある種の常識になりました。

今回は、因果関係が判明している
視力低下の実情や作業療法士視点の
スマホ育児の問題点を書いていきます。

・視力低下


文部科学省の2021年度学校保健統計調査に
よると、裸眼視力が1.0未満の
小学生は36.87%、中学生は60.28、
高校生は64.41%で、
中学生の割合は過去最悪
数値を記録しています。

そりゃそうですよね・・
僕もゲームしすぎて目が悪くなった
自覚ありますし。
デジタルにおける視力低下は
今後も課題となりそうです。

・幼児スマホの問題点


内閣府も
「スマホ時代の子育て(幼児・児童編)」

なんて物を普及させてるので各家庭
問題と分かっていても頼らざるを得ない
状況なのではないでしょうか。

じゃあ、スマホ育児の何が問題なのか。
ひとりの作業療法士の主観になりますが。
ズバリ、得られる感覚が偏りすぎるです。

え・・、感覚・・?

発達障害のあるお子様への作業療法の視点として感覚統合という視点があります。
細かいことはハブきますが、つまり色んな遊びをしないと
不器用になったり運動をしたくなくなるって話だと思って頂けると幸いです。

感覚の例としては・・
(触覚)触る ・・・ 砂を触る、冷たい、
温かい、硬い、柔らかい
(固有覚)筋肉 ・・・ 泥遊びで水を運ぶ、  
重さを比較する、手をつなぐ
(前庭覚)揺れ ・・・ ブランコの揺れ、
トランポリンの上下
他にも色々視たり、聴いたり・・ほんとに様々です。

それを踏まえて、スマホの動画鑑賞
を考えてみて下さい。
1.座りっぱなし
2.観るだけ
3.基本1人遊び
4.動画の演出が派手で、飽きたら次にいく
等々・・・

では逆に公園遊びを考えてみて下さい。
1.よく動く(登る、走る、コケる)
2.考えながら遊ぶ
3.他のおともだちと同じ環境にいる
4.飽きても場所をなかなか移動できない
等々

どちらが得られる感覚が多いか、自明ですね。
スマホ育児(遊び)の問題点
ここだと考えています!

終わりに


以上、スマホ育児の影響と問題点を
あげてみました!

視力の問題は全国、県レベルの統計でも明らかに学生の視力低下が課題となっていて、デジタルの影響が大きいと思われています。

幼児における影響に関しては、
論文等調べましたがイマイチ
見つからなかったです。

なので僕の主観になりますが、
作業療法の理論から考えると
スマホの動画鑑賞なんかは我々が考える
"遊び"として大きく外れるので
少なからず影響あるのでは?
と考えています。

「そんなのは知ってるよ・・じゃあ、どんな対応でなんの遊びなら良いんだ!!」
って話にもなると思うので、次回等にパパさん向け?にした
遊びの紹介もしてみようと思います。

最後まで読んで下さりありがとうございました。
次回も読んでみてください!



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