ニコ☆プチ編集部

新潮社が発行する、女子小学生向けファッション誌・ニコ☆プチ編集部です。 カワイイを追求…

ニコ☆プチ編集部

新潮社が発行する、女子小学生向けファッション誌・ニコ☆プチ編集部です。 カワイイを追求し続ける編集長・バーバラと、追いかけるならスキャンダルの方が好き営業担当S木(元週刊誌記者)。 編集女と営業男による二つの目線で、雑誌にまつわるお仕事話を綴っています。週1回程度の投稿です。

最近の記事

タカラヅカとニコ☆プチ動画の最大公約数は独自性

これ余談なんですけど新潮社ニコ☆プチ営業担当S木(36)は、大阪の朝日放送で火曜深夜に放送されている、「これ余談なんですけど・・・」という番組が好きで毎週欠かさず視聴しています。TVerで。 最初に与えられたトークテーマはほどほどに、MCの「かまいたち」やゲストの芸人が「・・・これ余談なんですけど」を合言葉に言葉通り余談を話し始める。その余談が別の余談を生みトークは思わぬ方向へ。その予想できない会話の流れと、芸人ならではのオチのつけ方が面白いんです。というわけで。 余談①

    • ニコ☆プチが見る「すばらしき世界」。「しのぎ」を変える出版界

      娑婆(しゃば)は我慢の連続ですよ。我慢のわりにたいして面白うもなか。やけど、空が広いち言いますよ――。 ご無沙汰しております、新潮社広告部ニコ☆プチ営業担当のS木でございます。西川美和監督の「すばらしき世界」よりキムラ緑子さん演じるヤクザの親分の妻のセリフです。いやはや、胸を締め付けられるような言葉でした。この一言で胸を掴まされた方は多いのではないでしょうか。このシーンから涙が止まらなくなりましたよ・・・終盤の六角精児もいいんですよ。未見の方は是非。 さて、偶然か必然か。

      • もっとファッションに自由を!夢を!と願うニコプチ編集長とスタイリスト対談

        先日、自身のスタイルブックを発売し、作家の仲間入りをした、女子小学生向け雑誌「ニコ☆プチ」で大活躍中のスタイリスト・服部裕子さんにお話を聞いて来ました!  ニコ☆プチ編集長バーバラが信頼するスタッフのお一人。とっても素敵な方です。今回は、ちょっと趣を変えて、お茶しながら対談形式でお送りします! バーバラ:本のご出版おめでとうございます! 構想から2年、ついに発売されました! 書籍はやっぱり時間がかかるもんですね。雑誌の場合は、日々ページに追われて、自分が何を作ったのか覚え

        • Z世代は何に夢中?「ニコ☆プチ」アンケートで分かる小学生の趣向

          突然ですが、皆さんが小学生の時、何に夢中になっていましたか? ニコ☆プチの営業担当である私(S木、36歳)が小学生だった1990年代前半。学校の男子は皆、ドッジボールに夢中でした。 おそらく「ドッジ弾平」(こしたてつひろ著)というアニメの影響とは思うのですが、休み時間や放課後なると校庭のそこかしこでドッジボールが行われていたのを覚えています。速い球を投げられる子は、学校のヒーロー的存在でした。 当時、デブ、チビ、メガネ、オカッパ頭という四重苦を神から与えられていた私は、ヒ

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          「女子小学生No.1おしゃれ雑誌」が生まれるまでの話 ニコ☆プチ誕生秘話②

          女子小学生No.1おしゃれ雑誌である「ニコ☆プチ」の初代編集長Y氏にインタビューをと思った私、バーバラ(現ニコ☆プチ編集長)。 アポなしで直撃!したら、3回も撃沈したので、ちゃんとアポを取って行ってきました。 Y氏は、現在は「ENGIN」編集部にいらっしゃいます。かわいい女の子の世界を離れ、外車が大好きイケオジとなっていました。広告部S木も引けを取らない、高低差あり過ぎな人事異動です。 さて、2006年のニコ☆プチ創刊号を取り出して話を切り出すと、開口一番、 「だっさ!

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          カルロス・ポンセに飛び込め!マーケ目線からの新雑誌創刊

          クリストファー・ノーラン監督の新作映画『TENET』観てきました、新潮社・広告部S木(エスキー)です。いやもう、脳が震えるくらい面白い! 鑑賞後は明け方まで開設サイトを読み漁っていました。 以前書いたnoteが編集長バーバラより「オヤジ臭い」「年齢が50の文章」「漢字が多い」と言われ……。あぁ、TENETに出てくる「あの機械」で時間を戻したい。 そういえば、週刊誌の記者時代、「お前の原稿は日本語じゃねぇ」と日々、校閲さまから身に余るほどの有難いお言葉を頂戴していました。お

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          まるで「プラダを着た悪魔」?? 「ニコ☆プチ」誕生秘話①

          前回、S木(エスキー)の週刊誌仕込みの文章が、貫禄ありすぎる! おじさま的ウイットに富んでいて、ティーン誌育ちの私バーバラ、 面食らっちゃいました! おもしろいよ! バーバラのキラキラネームとエスキーのシワシワネームの対比に注目してください! ※出版用語の「ネーム」=本文・原稿 2006年に誕生したニコ☆プチ今回は15年続く、日本初の小学生向けファッション誌「ニコ☆プチ」の 誕生秘話を語りたいと思います。 まずは2006年の重大ニュースを振り返ってみましょう。 ホリエモン

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          高低差ありすぎて耳キーンなった異動の話からニコ☆プチの画期的事業について

          サラリーマンにとって異動は避けては通れぬもの。ドラマ「半沢直樹」でも主人公・半沢が東京セントラル証券に異動(出向)しましたよね。 新潮社に入社して11年目の春、週刊新潮編集部でカラー写真ページのデスクを務めていた私、S木(エスキー)も異動を告げられました。 ≪異動先 広告部(ニコ☆プチ担当)≫ 長い人生、上り坂、下り坂があるのは知っていましたが、不惑まであと5年の年齢で直面した、もう一つの坂、“まさか”。 約8年間の在籍した週刊新潮の熱心な読者は50代~70代のシニア

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          はじめまして!のご挨拶  ニコ☆プチ編集部note始めます

          突然ですが「ニコ☆プチ」って知っていますか? ビジネスパーソンなら、ほぼ「なんだそれ?」のハテナ状態、これが女子大生以下だと、ほぼ「好きでした!」の胸熱状態になる、知る人ぞ知る、女子小学生向けのファッション誌なのです! とはいえ侮るなかれ、出版不況のさなか、安定的に10万部を発行し続けている雑誌でもあります。 申し遅れました、私、お堅い出版社の片隅で“かわいい“を発信し続けて15年、ニコ☆プチ編集長のバーバラと申します。会社員の為、本名もじってます。「仕事を楽しむことが、面

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