見出し画像

考えるな、感じろ

あなたは何か決断や選択をするとき、

大事にしているものはありますか?

頭?感覚?人?利益?

人によってさまざまだとは思いますが、

「選択」や「決断」について考えてみたいと思います。

選択の種類

僕は「選択」には、

”頭の選択” と ”心の選択”

の2通りがあると思っていて。

”頭の選択”は、

「これを選ぶとこうなりそう」        

「あの人を悲しませたくない」                 

「親はこういう反応するだろう」                  

「とりあえず無難な方を…」

みたいな、

選択のその先を考えた、打算的なもの。

”心の選択”は、

「なんかワクワクする」                      

「理由はわからんけど、ええ気がする」               

「早くその先が見たい!」

みたいな、

言葉で表現しきれないけども、

確かに感じている直感やひらめきともいうような感覚。

経験からひも解く

僕の今までの経験からすると、

”頭の選択”は、

最初は分からないんですが、

後々になってうまくいかないことが多くて。

例えば前職の仕事は、

最初はピンときて内定をいただくに至ったわけですが、

入社前までに色々あって、モヤモヤした感覚が出始めて。

言葉では何とも表現できない、

黒くてダークな、モワ~っとした感覚。

重ーい感じ。

「なんか全然、ワクワクせーへんな」っていう。

「でも決まったことやし」ってその感覚を無視しました。

すると実際、入社してからうまくいかず。

「やっぱりあのモヤモヤは正しかったんや」と思う日々でした。

一方で”心の選択”をした場合。

僕で言うなら、現在地に移住したこと。

最初に来た瞬間に「ここに住む気がする…!」と思ったし、

実際移住するとなった際も、

不安よりもこれから先に待っている出来事への

ワクワクや期待感の方が大きくて。

実際仕事や暮らしでの出会いやらなんやら一瞬一瞬が面白く、

満たされた暮らしをさせていただいているなと実感しています。

答えはすでに知っている

「そんなわけあるかい」

と思うかもしれません。

でも最近、そんな風に思うんですよ。

僕たちは何か選択をする場面に直面したとき、

実は自分の中で「これだ」と

すでに分かってるんじゃないかと。

物凄い、純粋な感覚で。

で、いざ選ぶときに

歓び、不安、恐れなどの感情、

周りの言葉とか色んなものが外から飛んできて、

その感覚にまとわりついていく。

「こうしたらこう思われそうやな」                 

「せっかくここまで来たから」                   

「こっちの方が得じゃないか」                   

「こうしとかないといけない」

という感じで頭が回り始める。

そうなると、もう一番最初の純粋な感覚は、

思考でぐるぐる巻きにされて見えなくなって。

頭で出した選択の結果、「あちゃー」となる。

みんな選択の連続

もし今あなたが何か選択をする状況にあるなら、

頭でぐるぐる考えず、自分に訊いてみてほしいです。

「自分が本当に望むものはなんだろう」と。

一時の歓び?きっと違いますよね。

そしてそれは不思議と全然意識していない時に

降りてきたりするんですよね。

だから「自分が望むものは何か」と思った後は、

全然違うことに集中した方がいいと思います。

個人的には、体を動かすのが良いかなと思うのですが。

しかるべき時に、フッとやって来るんじゃないでしょうか。

そしてそれは、誰のものでもない、あなたにとっての正解で。

そもそも一般常識的な正しさなんて

誰が決めたんやってくらいあってないようなものやし、

自分にしか分からない「これだ!」は、

周囲の理解云々を越えて、正解だと思います。

大丈夫、その選択がいい方向に開いていくから。

なんか説法みたいになりましたがw

これってスケールの大きい話じゃなくて、

日常の一瞬一瞬でもあると思うんですよ。

だからその一瞬一瞬で、

自分の感覚に触れて、選んでいくことが

いざ大きな決断をする際にも迷いがなく行けるんじゃないか、

と思ったりします。

あっという間に今年が終わりそうですが、

風邪ばひかんごつしていきましょう。

いただいたサポートは、僕が応援したい人のために使わせていただきます。よろしければお願いします!