ドレモコレモミンナクッテヤル

ルーシー・モード・モンゴメリの『丘の家のジェーン』の12歳のジェーンは、プリンス・エドワード島のランタン丘の側の浜で、蛤はまぐりを掘ってます。100年以上前のカナダの生活でも蛤は自然の貴重な食糧で、日本でも貝塚があるように、古代から人々の命を紡いできたのが貝です。

貝が、安くスーパーに並んでいたので貝料理を楽しみました。

蛤はまぐりのクラムチャウダー

蛤・マッシュルーム・ベーコン・じゃがいも・玉ねぎ・人参・セロリ・白菜。蛤は小粒の千葉産で490円でした。

みじん切りにして、炒めます。

蛤は、白ワインで蒸して、殻を外します。

蛤・蛤の蒸し汁・白菜を加え、小麦粉、牛乳で煮込みます。

野菜がたっぷり。蛤もぷりっとして美味しい。ジェーンの掘った蛤は、スープとありました。

鮑あわびのエスカルゴ風

韓国産の鮑。これで690円。殻、身もこのままよく洗います。

殻と肝、ひもを取り除きます。

バター、にんにく、パセリを混ぜ合わせます。

ラップでくるみ冷蔵庫で冷やします。

小さく切った鮑、玉ねぎ、マッシュルーム、しいたけを炒めます。

鮑を炒めたものの上に、ナスのキャビアものせちゃいました。

バターをのせてオーブンで焼きます。

こりっとした食感の鮑に野菜の甘さ柔らかさがあいます。

赤貝のお刺身

690円。

殻から外して、きれいにお掃除します。

赤貝は切り込みを入れました。まぐろも一緒に盛り付けました。

赤貝のひもは、じゃがいも・玉ねぎとアヒージョにしました。

お刺身もアヒージョも、コリコリ食感が美味しく海の味がします。

赤貝は、生きていて赤い血を流します。びっくりするぐらいたくさんの赤い血です。人間の血と同じヘモグロビンが含まれていて、鉄分が多いようです。

殻から外すとき殺生をしているんだな、ごめんなさい、ありがとう、という気持ちになりました。いただいた命、よい1日を過ごしたい。

蛤も、鮑も生きてます。蛤はぴゅーっと元気に水を吐き出し、鮑はぐにぐに身をよじらせてます。

『ドレモコレモ
ミンナクッテヤル』

わたしも鬼ババになり、命をつないでいきます。

ありがとうございました。
ごちそうさまでした。