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【ビジネス書じゃないけどキャリアについて考えたので感想】北欧こじらせ日記

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。


書誌情報

北欧こじらせ日記

副題:なし

著者:週末北欧部chika
ページ数:200ページ
出版社:世界文化社
発行日:2022年3月5日
ISBN:978-4-418-21507-2

本の概要

寄り道だらけの人生で見つけた夢は、フィンランドで寿司職人
オールカラー・全編書下ろしコミックエッセイ!
「あの日フィンランドに出会っていなかったら、きっと私の人生は、全然別のものになっていたと思う」
北欧の魅力にとりつかれ、通うこと12年。移住のために、会社員生活のかたわら寿司職人の修業を開始。モットーは「とりあえずやってみる」。
人生を、夢を、自分らしく全力で楽しむ姿に「読むと元気になる!」「ほっこりした」と大反響。
(世界文化社グループHPより)

手に取った動機

私もフィンランドが大好きで、前著の「マイフィンランドルーティン100」も楽しく読んだため、新刊も絶対買おうと思っていました。
読み進むと筆者のキャリア感に触れて、自分自身も考えることがあったので、ここで紹介させていただこうと思います。

本の目次

第1章 はじめてのフィンランド
第2章 北欧こじらせキャリア
第3章 週末北欧部
第4章 フィンランドに恋をして
コラム おすすめスポット、旅行費用、フィンランドでの友人作り、旅の準備、キャリアの考え方…など

感想

ここでは特に「第2章 北欧こじらせキャリア」を取りあげたいと思います。

筆者はこじらせと書いていますが、流され流されしてきた私から見たら、断然筋が通っていると感じます。

北欧系の会社に就職→転職→週末カフェ修行→フィンランドで寿司職人になる夢を持つ→フィンランドに行って現地で店経営の日本人にインタビュー

芯が強く、実行力があって…素敵です。

私はこの年になってようやく動き出したので、遅かったかもしれませんが自分にとって満を持したのがこのタイミングだったと思ってがんばろうと思いました。

キャリアの考え方として、山登り型と川下り型が提示されています。私は典型的な川下り型ですが、どの面を切り取ってどんなストーリーを組み立てるのは自分次第だと思っています。
さまざまな経験が、掛け算で自分らしさとなっていくのではないでしょうか。

また、ギャップイヤーについても記載があって、「高校卒業と大学入学の間に1年間の自由な猶予期間を持つこと」とされています。
高校と大学の間だけでなく、このような猶予が不利にならないようになったら救われる人は本当に多いと思われます。
日本でも、猶予があったことでよい結果になった人がどんどん発信して、少しずつでも変わっていけるようになるとよいですね。

ああ、それにしてもフィンランドに行きたい!
フィンエアーの直行便がルートの関係で4・5時間長くかかるようになってしまっているけれど!
今シーズンはオーロラの超当たり年で、きっと見ることができたに違いないのに残念だけれど!
行けるようになったら、なるべく早く行きたいです…。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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