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【ビジネス書感想】研修開発入門 「研修評価」の教科書

nicoと申します。

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書誌情報

書名: 研修開発入門 「研修評価」の教科書

副題: 「数字」と「物語」で経営・現場を変える

著者: 中原 淳/関根 雅泰/島村 公俊/林 博之
ページ数: 236ページ
出版社:ダイヤモンド社
発行日:2022年5月31日

ISBN:978-4-478-11553-4

本の概要


もう「研修評価」で悩まない!もう誰にも「研修なんて役に立たない」と言わせない!
人材開発・組織開発の第一線で活躍する著者陣が、「数字」と「物語」による新しい研修評価の考え方と方法を徹底解説!研修の効果と持続性を高め、経営・現場にインパクトをもたらす評価手法を身につける!研修・教育担当者の必読書

ダイヤモンド社HPより

手にとった理由

最近研修の効果測定と今後の計画を考えていることと、中原先生が参加されている研修や関根先生とお話しさせていただいたりしているため、購入しました。

目次

はじめに
第1部 研修評価編
第1章 そもそも研修評価とは何か?
1.研修のゴールは「学び」や「成長」ではない
2.経営・現場にインパクトを与える研修評価とは
3.研修評価の3つの役割(機能)
4.研修をどのように評価するのか
  コラム なぜ研修評価は難しいのか?
  コラム 研修に業績への「直接効果」はない!
第2章 研修評価研究を概観する
1.研修評価の歴史的経緯と3人の人物
2.カークパトリックの「4レベル評価モデル」
3.「4レベル評価モデル」が開いた研修評価研究の扉
4.「4レベル評価モデル」に対する批判
5.「4レベル評価モデル」のアップデート
  コラム 実験モデルは、企業研修評価に必要なのか?
第3章 これからの研修評価の考え方1.混合評価を支えるデータ
  ステップ① 成果(レベル4)につながる行動(レベル3)の明確化
  ステップ② 行動(レベル3)の測定
  ステップ③ 学習目標(レベル2)の設定
  ステップ④ 関連度・有用度・自己効力感(レベル1)の評価
2.「数字と物語」でシンプルな報告
  コラム インパクトマップづくりの例
  コラム 統計分析は「魔法の杖」ではなかった
第4章 これからの研修評価の進め方1.混合評価の3つのコース 
  ミニマムコース:最低限、ここまではやりたい!
  スタンダードコース:研修転移を測定せよ!
  プレミアムコース:現場の声を拾いに出かけよ! 数字を押さえよ!
2.教育スタッフの仕事が変わる
  コラム 研修評価は、教育スタッフの「内省」機会
第5章 これからの研修評価の実践例
1.三井物産人材開発株式会社
2.株式会社TKC
3.株式会社𠮷野家ホールディングス

第2部 研修転移編
第6章 研修転移を促す「現場マネジャー」の巻き込み方
1.なぜ現場マネジャーを巻き込むことが重要なのか?
2.教育スタッフ vs 現場マネジャー
3.現場マネジャーの巻き込み方
第7章 研修転移を促す「経営層」の巻き込み方
1.最強の後方支援者=経営層
2.経営層を「2軸」で整理する
3.「4つのタイプ」別、経営層との関わり方
  コラム これからの教育のアドバンテージは?
おわりに

感想

具体的事例が多く、試してみたいと思うものが多くありました。
共通言語となると仕事が進みやすいなと思うので、周りの方に勧めてみます。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

【今日の筋トレ】
なし

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