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【ビジネス書感想】ゆるい職場

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

書誌情報

書名:ゆるい職場

副題:若者の不安の知られざる理由

著者:古屋星斗

ページ数:256ページ

出版社:中央公論新社

発行日:2022年12月10日

ISBN: ISBN978-4-12-150781-5

本の概要

「今の職場、“ゆるい”んです」「ここにいても、成長できるのか」。そんな不安をこぼす若者たちがいる。2010年代後半から進んだ職場運営法改革により、日本企業の労働環境は「働きやすい」ものへと変わりつつある。しかし一方で、若手社員の離職率はむしろ上がっており、当の若者たちからは、不安の声が聞かれるようになった――。本書では、企業や日本社会が抱えるこの課題と解決策について、データと実例を示しながら解説する。

中央公論新社HPより

手に取った動機

新卒研修の具体的企画にそろそろ着手しなければならないのですが、どういうゴールにすべきかの参考になるのではないかと思い読んでみました。

目次

はじめにー若者はなぜ会社を辞めるのか。古くて、全く新しい問題

第一章 注目すべきは「若者のゆるさ」ではなく「ゆるい職場」

1 若者の早期離職状況
2 これだけ変わった日本の職場運営ルール

第二章 若者はなぜ会社を辞めるのか

1 グレートリセットされた日本の職場
2 好きなのになぜ辞めるのか
3 若者の「不安」の正体

第三章 「ゆるい職場」時代の若者たち

1 二層化する若者
2 "白紙"でなくなる新入社員たち
3 「過去の育て方が通用しない」を科学する

第四章 「ありのままで」、でも「なにものか」になりたい。入社後の若者に起きること

1 "優秀な若者"の研究
2 スモールステップで動き出す若者たち

第五章 若者と職場の新たな関係

1 定着させることが本当の目的なのか
2 「コミットメント」がもたらす新しい関係

第六章 若手育成最大の難関への対処

1 「ゆるい職場」時代の解決不能な問題
2 第一の難問に対処する
3 第二の難問に対処する

第七章 助走としての学生時代

1 若者を育てるスタートライン
2 学びの動機はどうつくられるか

第八章 ゆるい職場と新しい日本
1 キャリア選択が世界一自由な国をつくる
2 日本が今後直面する課題

おわりに

参考文献

感想

「仕事の関係負荷なく質的負荷だけをどう上げるか」という難問の解答例にはヒントをもらえたような気がします。

キャリアの途中に副業を挟むコミットメントシフトはまさに今自分が行おうとしていることなので、興味深く読みました。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

【今日の筋トレ】
プッシュアップ STEP2 40×1 やっと運動できます〜

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