見出し画像

心の隙

私がまだ若かった頃
所ジョージさんが
テレビで、

今の若い人はいいなぁ
カードでお金を借りて
買いたいもの買えるんだもなぁ
昔は、お金を借りたくても
借りられなかったから
羨ましい
若い時にしか出来ない体験を
カードが有れば
今できるんだよ!
こんな素晴らしいことはない

と言うことを言っていたのを
思い出す

所さんの視点は面白い
いつもハッピーなんですよね
苦しい時もハッピー
辛いって思った事がない人
虐げられていてもハッピー
バカなのか?

バカではないんですよね

天然なのか?

なんか違う

まともに、生きている

ちゃんと仕事をして、結婚して
子供がいて孫までいる

ちゃんと養っている

同じような感じの芸能人だと

とんねるずの木梨憲武さん

好きな事だけやっている

彼らは、好きなことをやって
みんなに応援されている

彼らの周りはハッピーだ

いや面白すぎて笑っちゃう

あっ話がずれた

クレジットカード
欲しいものが何でも手に入る
カード
これは、使い方を間違えると
自分がどれだけ使っているのか
把握ができなくなる

いつかの所さんの言葉を
思い出し、
そうだ、カードを作れば良いんだぁ
リボ払いって言う
支払いが苦にならない
払い方があるんだぁ

危ない言葉だ

予想外に
お金を払い続ける事になる

借金なんだなぁと自覚できた頃
既に30歳過ぎていた

それからは、カードを使うとき
1回払いにしている
ボーナス払いも使わない
その月内に全部払う
じゃないと私の場合は
お金を貯める事が出来ない

所さんは、今でも言ってそう
若い頃にやりたい事あったら

カードで買っちゃえば良いじゃん

お金は後で
働いて返せば良いんでしょ?

て簡単に言えるのは、
所さんだからかも…


紙の月
角田光代 (著)

ただ好きで、
ただ会いたいだけだった―――
わかば銀行の支店から
一億円が横領された。
容疑者は、
梅澤梨花四十一歳。
二十五歳で結婚し
専業主婦になったが、
子どもには恵まれず、
銀行でパート勤めを始めた。
真面目な働きぶりで
契約社員になった梨花。
そんなある日、
顧客の孫である大学生の
光太に出会うのだった・・・・・・。
あまりにもスリリングで、
狂おしいまでに切実な、
傑作長篇小説。
各紙誌でも大絶賛された、
第二十五回柴田錬三郎賞受賞作。

紙の月
角田光代 (著)
Amazonより

オーディブル版

Kindle版


紙の月

バブル崩壊直後の1994年。
夫と二人暮らしの主婦
・梅澤梨花は、
銀行の契約社員として
外回りの仕事をしている。
細やかな気配りや
丁寧な仕事ぶりによって
顧客からの信頼を得て、
上司からの評価も高い。
何不自由のない
生活を送っているように見えた
梨花だったが、
自分への関心が薄い夫との間には、
空虚感が漂いはじめていた。
そんなある日、
梨花は年下の大学生、
光太と出会う。
光太と過ごすうちに、
ふと顧客の預金に
手をつけてしまう梨花。
最初はたった1万円を
借りただけだったが、
その日から彼女の金銭感覚と
日常が少しずつ歪み出し、
暴走を始める

Amazonプライムより

カードもそうなのよ
最初は1万円から
そして、
だんだん麻痺してきて
どんどん使いたくなる

簡単に
返せるって思うんだよね

でも、最終的には
取り返しがつかないところまで
行ってしまう

紙の月も
こう言う小さなところから
行くんですねぇ
心の隙に入り込んでくる
悪気のない悪い事
スリルが湧くと
もっともっともっと
とやめられなくなる様な
スリル

誰の心にも
ありそうな心の隙


………………
自己紹介
noteがスキ❤️になってきた。より

#私の本棚
#本
#読書
#勝手にオススメ本
#紙の月
#角田光代
#心の隙
#クレジットカード

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?