#3 リングワフランカ
現代社会では英語が「国際的な共通語」として多大な影響力を持っています。
例えば、道に迷っている外国人と話す場合。仮にその人がどこの国の出身で何語を話すか分からなかったとしても、まずは英語で話しかけるのではないでしょうか?
このように、違う母語を話す人どうしがコミュニケーションを取る際に話す言葉のことを「リングワフランカ」と言います。簡単に言うと「共通語」ということです。
歴史上、いつの時代もこのリングワフランカとなった言語は存在します。
・紀元前のオリエントを制した「アラム語」
・有史3400年の歴史を持つ「ギリシャ語」
・権威の言語として栄えた「ラテン語」
・過去から現代まで繁栄している「アラビア語」
・中世にヨーロッパ・アフリカ・西アジアを繋いだ「サビール語」
今回は古代から中世の時代に、国境を越えた共通語として広大な範囲で話されるようになったリングワフランカを紹介します。
若干、世界史の復習にもなるかも。
暇つぶしにご覧ください。
日曜言語学部
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