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表現の赤ちゃんを探して


分かる。OMORI超いいよね。
記憶消してもう一回プレイ動画見たいです。
オーブリーちゃんの頭突きのエフェクトでバスの次止まりますボタン押したい。

夕刻、職員が閉館前の見回りをしているとたまにこういった「表現の赤ちゃん」に出会うことがあります。イラスト・デザインの学校で働いている職員の楽しみの一つではないでしょうか。





…じゃぞ


AI生成「この世の全てを教えてくれる博士」

ここでいう「表現の赤ちゃん」とは、誰に頼まれているわけでもないけど手癖で描いちゃう、純粋な自分の描きたい!という気持ちから生まれた無垢で尊いアートのことじゃぞ




らしいぞ




肩は意外と登りやすいです






課題じゃないし、お金も発生しない。誰にお願いされたわけでもない。なんなら他にやらなきゃいけないことが山ほどある。でも描いちゃう。

教科書の隅で棒人間を走らせたり、偉人の頬を赤らませたりした方も多いのではないでしょうか。それを友人に見せてすげー!おもしれー!という反応をもらって、

もしかして絵を描くのって楽しい…?

となって、今ニチデに入学している方もいるかもしれませんね。

入学して、いろいろな知識と技術を得た皆さん。
そこで作る作品は目的のあるもの、意味のあるもの、誰かの求めたもの。
報酬をいただくプロを目指す上では仕方のないことかも知れませんが、プレッシャーを感じる日々だったと思います。


だからこそ、この表現の赤ちゃんたちの尊さが際立ちます。


唐突に現れる「食べてもいいオソマだから」の時の顔


表現の初期衝動、現実逃避、友人とのコミュニケーション、SNSに上げるまでもないファンアート。純粋ゆえに媚びがなく、また意味もなく、見ていて脳がほどけていくようで癒されます。見ていて飽きません。


誰かが描く。それに誰かが反応する。楽しそうな場所に注目が集まる。増える。


ループ入ってる


これ最高 右上の〆切もいい味出してますね


好意的な印象を持っている職員が多いのか、こういった表現の赤ちゃんはなかなか消されずに残っています。ホワイトボードを多用する教室では波打ち際に書いた文字みたいに書いては消えを繰り返しますが、PC教室のホワイトボードは非常〜に賑やかです。いいぞ、もっとやれ。そんな気持ちで増殖する赤ちゃんを微笑ましく眺めます。


手癖で生み出しただけかも知れませんが、学校で培った技術で出力されたそれはアートと言って差し支えないでしょう。



これは表現の赤ちゃんというより表現そのものかも



↑こういう時もサラッと描けるのがすごいです。


また、学生さんと教務(担任)がその日の授業内容や質問、困ったことを報告してくれる日誌があるのですが、


かなり表現の赤ちゃんやらせてもらってます


もちろん普通に文章で書いてくれる学生さんがほとんどですが、こういった挑戦的な内容で1日を表現される学生さんも稀にいらっしゃいます。
こちらの方は2年生だったので幅をきかせている可能性が高いです。いい度胸ですね。でもnote担当はむしろこういうのは大好物なので、


アシストしてあげています。


また他のクラスでは、毎日変わる日直同士で絵しりとりを展開。


「ジ」で終わる


うますぎ




結論


note担当は表現の赤ちゃんを楽しみにしておりますので、学生の皆さんにおかれましてはもっと描き残してください


何事も楽しむのが一番!
たまには無為に身を委ね、リラックスしてくださいね〜!!


(終わり)

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