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岸田総理「処遇見直しを通じた教職員の質の向上に取り組む」と言いましたが、いったい何をするのですか?

岸田総理が本日10月3日の所信表明演説の中で、「処遇見直しを通じた教職員の質の向上に取り組む」と述べました。


首相の所信表明の中で「教職員に対する処遇改善」が述べられていました。具体的にどういうことをするのかという言及はありませんでしたが、今、学校現場は教員不足というまずい状況が生まれていることには気づいているのだということはわかりました。
ただ、給特法を改正したからといって、教員不足が解消するとも思えません。
「教員はキツイ!」というメッセージが強すぎて、実際は民間にはノルマがあり、大変なことはたくさんあるが、それが前面に出すぎて教員人気が上がりません。

昔は「熱中先生」「金八先生」「ごくせん」「GTO」「ドラゴン桜」等々、学校の先生を主人公にしたドラマがあり、それとなく憧れを抱くようなものでした。
しかし、今ではそういう番組は全く見当たりません。学校の先生の「働きがい」みたいなものを表現できないのでしょう。

まあドラマに期待するわけにもいきませんが、国が1週間以内にできる教員が働きやすくするための方法は一つです。

「公立の学校は16:30になったら業務は終了となります。学校に問い合わせがある場合は16:30までにお願いします。」と文部科学大臣の顔をデカデカと出し、読売・朝日・毎日新聞の一面にわたって広告を出すことです。


こうして、国が前面に立って、教員の勤務時間を守ろうという心意気を見せればガラッと変わりますよ。
国が16:30以降は保護者に対応しなくていい、業務を終了していいとお墨付きを与えたことになるのですから。
校長は大手を振って、16:30に留守電にすることができます。



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