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俺が入院した時の話し!!


※この話しは過去に書いたものです!!


この話しは、今から15年位前の話だ。その日、俺は何時ものように仕事をしていた。


あと2時間位で仕事が終わるって時に、俺は体調の異変に気付いた。


ただ、何かだるい、体が重いってそんな感じのたいした異変じゃなかった。



そして俺は仕事を終え、家に帰った。当時の会社の友達から「飯、行かないか?」って誘われてたけど、体調が良くなかったのでこの日は断った。


家に着いた俺は食欲もなく、何か頭がボーッとするのでただの風邪かなって思って家にある風邪薬を飲んで🛌ベッドに潜り込んだ。


時間が経てば経つほど、俺はしんどくなって行く。


体温計で熱を測ると37.6度、やっぱ風邪だと思ってトイレに行ったついでに、母親に「飯、いらないよ!!ちょっと俺風邪みたいだから寝るわ!」っていうと「そうかい、じゃあしっかり布団被って寝てな、汗出たら熱も下がるから!!」って言われて、俺は又、ベッドに戻った。

しばらく、布団に潜り込んでたが、一向に薬が効いて来ない。


おかしいと思った俺は又、体温計で熱を測ると、38.8度と上がってる。


やっベーと思い体温計をもって俺の部屋を飛び出し母親に言うと「大丈夫だよ、もっと布団被って寝てな!」と一言で終わった。


俺は又、体温計で熱を測ると39.4度まで上がってた。


これはもうダメだと思って、近くの総合病院の救急外来に電話した。


事情を話すと、「すぐ来て下さい」と言われ俺は一人で車を走らせた。


5分で病院に到着した。


看護師が、「熱、計って下さいね!」と言うと体温計を渡され俺は「脇で測るの、いや口かな!!」と言うと、「ふざけないで下さい、早く計って下さい!!」と怒られた。


体温はすでに40度を越えていた。


すぐに診察が始まり、医師が聴診器を2~3回当てたところで、ニコニコして、「肺炎ですね、レントゲン撮って入院しましょう」と言われた。


「えっエエエエエえっうそヒイェー」


そのままレントゲンに連行されて、病室に連行される前に母親と元嫁が来てた。


そして「入院する」と一言伝えて、俺は個室へと連行された。


その後俺の記憶は無くなった。

気づいたら朝だった。


点滴が入ってて、色んな医療機器が俺の体を縛りつけている。


もはや、俺はまともに声も出ない。


しかし、トイレに行きたくなる。


俺は必死でナースコールを押した。


「はーい、どうされましたか?」と明るい看護師の声が帰ってくる。


俺は「トトトトイレに行きたいのですが……」と言うと「一人で行けますか?ちょっとお待ち下さいね。」と言いしばらくすると尿瓶を持った看護師(可愛い)がやって来た。


「これで取りましょうか?」と尿瓶を出した。


「イヤえっエエエエエーヒイェー」「トトトトイレ行きます!」と言うと
「大丈夫ですか?じゃあ、点滴支柱台車に着けますので点滴取れないように行って下さいね!!」と笑顔で言ってくれた。


俺は重い体を引きずり起こして、何とか立ち上がりトイレに行った。


そして部屋に戻ってしばらくすると、他の看護師が来て、「これから吸入しますね」といって準備を始めながら、「トイレ行くの大変でしょう、良かったらオムツしてもいいんだよ、そうか尿瓶で取ってあげるよ!!」って言われて

「イイイイイイイイイイヤダヨ!!死んでもそれだけは自力でするよ!!」とその看護師に言った。



「あっ、そう」といって不気味な笑みを浮かべて俺に吸入器の先を加えさせて、スイッチを入れ、「終わったらナースコール押してね!」と言って出ていった。


「クソッ、バカにしやがって」と重いながら3日間俺はトイレもそうだが、この病気に苦しんだ。



この病気はマイコプラズマ肺炎て奴で実に厄介だった。


とにかく、深呼吸ができない。


あくび、くしゃみ、咳が出ると肺が潰れるかと思うくらい、痛かった。


特に朝のあくびは、要注意だった。


毎日、朝夕点滴と吸入は欠かせなかった。


さすがに入院4日目位にはちょっと元気になって、それまで食えなかった病院の飯もちょっとは食えるようになった。


トイレもかなり楽に行けるようになった。
でも、毎日の点滴と吸入は終わらず、毎日レントゲンは繰り返された。


そして入院5日目、俺はタバコが吸いたくなった。


携帯📱で母親、娘、元嫁に連絡したが「あんたはアホか?」と一声言われてタバコを持ってきてくれなかった。


それでも諦めない俺は、Masa、Yosi、hide、Takaに連絡したが、時すでに遅く元嫁から先を越されてた。


悔しがった俺はよーく考えた。


「そうだ、俺は財布を持ってるはずだ」とバカな俺はその時気付いた。


でも、病院での1日のスケジュールはみっちりつまっており、タバコを買って吸ってる時間がない。
そこでバカな俺は考えた。


「よし、この点滴だ!!ヒイェーヘヘヘヘ」俺は点滴の時間を早める作戦を決行した。


看護師がさわってる点滴のコックをゆるめて、早く落とした。


あまり早すぎると、針の刺さってる所が痛くなるので、そのギリギリまで早めた。


すると、俺の作戦道理に点滴は早く終わった。
俺は笑顔で、ナースコールを押した。


看護師が「はーいどうされましたか?」とお決まりの返事が帰ってくる。


俺は「アアアアアアアノ、テテテテテテンテキ、おおおおわったよ!!?」
とドキドキしながら言うと「えっ、もう終わりましたか、おかしいな、すぐ行きます!」と言ってあの意地悪な看護師がやって来た。


俺は抜かりなく、点滴のコックはほぼ元に戻してた。


その看護師が「これ、さわったね!」とあっさり言って来たので俺は「イイイイイイイイイイヤ、サササササササササワッテないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と動揺しまくって言うと、「ハイハイ解りました、後でどうなっても知りませんから!」と一喝されて俺は怯えてた。


でもそのお陰で、俺は病室を抜け出しもちろん財布も持って、一階の売店までタバコを求めて行った。


だが、その売店には俺が好きなパーラメントは置いてなかった。


あったのは、ハイライト、ショートホープ、ショートピース、ピース、セブンスター、エコー、わかばぐらいだった。


しかたなく、セブンスターを買った。100円ライターも一緒に。
そしていざ喫煙所だけど、久々に吸うタバコは気持ち良く吸いたいと思った俺は一階の喫煙所はやめて、屋上で吸う事にした。


そして屋上に到着し、タバコを開けて一本取り出し咥えた。


100円ライターで火を着け俺は、一気に吸い込んだ。
次の瞬間、俺は思い切りむせ混み、頭がくらくらして一時は死ぬかと思った。


ちょっと時間を置いて、又、落ち着いて今度は軽く吸った。


まだ、頭はくらくらするけど、旨かった。
何時ものパーラメントよりきついけど悪くはなかった。


この事で後に大変なことになる事は知るよしもなかった。


つづく 



【笑顔STA日記部】


笑顔!!


STA!!







by
Merryhiro

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