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誕生日に家族みんなで父を喜ばせよう!長寿のお祝い、喜寿ってどんな意味?

2月が誕生日の父は今年『喜寿』を迎える。
妹からどんな形でお祝いしようかと相談があった。
お祝いについて考えていたときに、喜寿ってどんなお祝いなのか、よくわからないと思い、調べてみました。

日本には、長寿を祝う風習があります。
60歳の還暦は、知っている人も多い気がします。
最近では、アラ還(アラウンド還暦 60歳前後の年齢をさす言葉)なんて呼び方をしたりして、聞き慣れていたりする。
本当に着るかは別として、還暦は「赤いちゃんちゃんこ」というイメージ。

60歳の還暦のほかに、長寿のお祝いには、65歳の緑寿、70歳の古希、77歳の喜寿、80歳の傘寿、88歳の米寿、90歳の卒寿、99歳の白寿、100歳の百寿がありました。
今は、60代70代の方も多く、お元気な方も多いですが、昔は長生きできることが珍しく、お祝いになったようです。

還暦や古希は中国から伝わったようですが、喜寿は室町時代に日本で生まれたと言われる習わしのようです(諸説あるようです)

喜寿は、「喜」の字を草書体で書くと「㐂」となり、「七十七」に見えることが名の由来です。
「寿」には「長寿・長命」の意味があるので、その名の通り「77歳の長寿」を表します。

それぞれにテーマカラーがあるようです。
ちなみに、喜寿のテーマカラーは紫。

紫のものって何だろう。
喜寿のプレゼントで調べてみると、紫の座布団、紫のお花のアレンジメント、後は、好みの洋服やお酒・果物や菓子などであった。

私たちの子供達が小さい頃は、お正月などに家族全員が集まったものだ。
それぞれに、予定があったり、距離的な問題やコロナなどの影響もあり、みんなで集まることがしばらくできていない。

父は、服は着れるといいというタイプだし、「この先、何年生きれるか分からないから」と、物を増やすことを嫌います。
物は喜ばないかもしれない。

ネットで喜寿のプレゼントを調べていたら、喜寿のお祝いの会で、紫色の「KIJU Tシャツ」を家族全員で着て、サプライズしたというエピソードがありました。
なんだか、ユーモアもあり、家族の方を喜ばせる気持ちにあふれた感じや家族の団結も感じるエピソードに感じました。

今は一人暮らしの父。
口にはしませんが、寂しい気持ちがあると思います。
家族みんなで集まり、にぎやかにするのが一番のプレゼントかなって思います。
日本のこうした長寿のお祝い、年長者を敬うこと、年齢の数えと満年齢の違いなどをこうした行事を通して、子供達にも伝えていく機会になればと思います。



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