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小学生の練習に少しだけスマホの力を借りてみた

いつもの練習

フェンシングクラブでの練習は、車いすの選手と小学生・健常者が一緒に練習しています。
毎週土曜日、朝9時から12時まで。
準備と後片付けに時間がかかるので、だいたい2時間30分が練習時間。
ランニング→柔軟体操・ストレッチ→フットワーク→レッスン→ファイティングで、終了。

『フットワーク』とは、そのままの意味で足の動きの練習。
『マルシェ(前へ)』『ロンぺ(後ろへ)』という基本動作から、前足を伸展させながら行う攻撃動作の『ファンデブー』などを組み合わせて行います。

小学生

小学生たちは、ランニングから大騒ぎ。
学校であったことやゲームの話で盛り上がったり。
小学生は、学年は違っても、みんな仲良し。
なんでも言い合い、仲の良い兄弟みたいです。
だめなところは、注意しあって、時にはコーチに報告してくれたりします。
ただ、良いところは短所にもなりうる。
反対に、仲が良すぎて近づきすぎ、相手を怒らせてけんかになったり。
大きな声で言い合っていたと思ったら、うずくまって泣いていたり。
「おーい、練習中だよ。」と、声をかけても、「だって、〇〇が・・・」と、始まって中々練習に集中するまでに時間がかかってしまう。

小学生たちは、コーチにも、遠慮がない。
「今日は、ドッジボールがしたい」「今日は、やる気がでないので、ちょっとゆっくりしたい」などなど。
練習しに来たんだよねぇと、内心思いながら、どうしたら集中するかと頭を悩ませる。

フェンシングでスマホ活用?

低学年のレッスンを担当したときに、集中力と楽しみを合体させたらいいんだとひらめいた(おおげさ)。
それは、短期集中&スマホ
今の小学生たちは生まれたときから、近くにスマホやタブレットがある。
子供たちは、親のスマホやタブレットで小さい時から写真を撮られたり、動画をみたりと何かと馴染みがある。
なぜか、人のものでもスマホをいじりたい。できればロックも解除したい。
じゃあってことで、レッスンを待っている選手はタイマー係。
スマホのタイマー機能を使って、3分間計測。
子供たちに提案したら、大喜びでタイマー係をしてくれる。しかも、次のタイマー係が楽しみなので、レッスンも集中している。

何分にするか考えて、まずは3分くらいからと根拠もなく始めたが、フェンシングの試合時間は3分。
3分間集中できれば、試合でも集中できるだろうし、体にも時間間隔が身につくと、後づけだけど理にかなっていると思っている。

低学年のレッスンはスマホで3分が定着している。
低学年のレッスンは、3分間スマホで計測で定着している。
子供たちから、「今日もタイマーしよう」「今日は少し長くする」なんて言ってくれることもある。
ロック画面を見て、脱線することがあるが、我が家の愛犬を見て「かわいい」を連発するときは許してしまう(笑)

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