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忘れることでいいことある 

気分の乗らない会議への出席。
決まった時間までに複数の案件を終わらせなければならない。
考えると気が重くなる事がある。

以前の私は、「会議が終わったら、あのチョコレートを食べよう」みたいに、自分へのご褒美を考えたり、案件をできる限りスムーズに終わらせるために、準備に準備を重ねて用意周到にしていた。
前日には頭の中でシミュレーションしたり。

つい先日、週明け月曜日の朝に、いくつかの案件をこなさなければならず、週末金曜日、準備を整えて帰宅した。
土曜日曜の休日。
ふと頭の中に、「あー月曜日、やることいっぱいだ」と浮かんでくる。
いつもだと、そのまま仕事の段取りを考えたり、あーでもない、こーでもないと考えるのだが、その時は、「今、考えてもしょうがない、考えないでおこう」と、それ以上考えることをやめた。
月曜日の仕事を、日曜日の自宅で考えてもどうにもならないと気づき、仕事のことは考えないことにした。
考えることをやめると決めたら、思い出さないものである。
ただの物忘れなのかもしれない。いや逃避というのか。
この際、どちらでもよく、いずれにしても休日を軽い気持ちで過ごすことができたから。

翌日の事を考えても、いやな気分が長引くだけ。
同じ時間を過ごすなら、今、現在に気持ちを向けた方がいい。
少し体を動かしたり、本を読んだり、noteの記事を考えたり。
そうすることで、仕事のことや気になることを考えるより、他に考えることに集中でき、結果いやなことを忘れている。

いやな気分になる仕事も、やらなければならない。
その時に、考えればいい。

頭から一度排除する。
こだわらない。
あえて、そうすると決めることで、距離をおくことができる。
そんな風にすこしのん気になれるのも、自分の気持ちが変化したのか、年齢を重ねたせいなのか。どちらもなのか。
イライラ・カリカリしても、ふわっとしても同じ時間が過ぎていく。
だったら少しでも、ふわっとした時間を増やしたい。
年齢を重ねての結果だとしたら、歳をとるって悪いことばかりじゃないと思える。
ここでもおばさん力発動ー

そして、気分が重いなあと思っていた案件も、取り掛かれば、気にするほど辛く、きついものではなく終わっていく。
そしていつも「まあ、そんなもんだよね」って、言っている。
取り組む前のいやな気分になるのも、無駄とは思わない。
ただ、気分良く、毎日過ごしていきたいと思う。



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