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レコード会社の争奪戦がすごかった、カメレオン的ベーシスト

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第52弾!

「THE SPIRIT MUSIC JAMA:DANCE OF THE INFIDEL」MESHELL NDEGEOCELLO

2005年発売

本日紹介するミシェル・ンデゲオチェロは、ベーシストでありSSWでもあり、兎に角多彩な黒人女性です。

余りの才能にデビューする時、数々のレコ―ド会社の争奪戦となり、最終的にマドンナのレーベル(マーベリック)がGETしたという逸話がある程です。

デビュー作は発売当時GETしたのですが、本と驚いたんです。

新しい音楽の幕開けというイメージがピッタリの音でした。

その後私が大好きなクレイグ・ストーリーとも組んだり、斬新なアルバムを出し続け、今作が6作目。

デビュー以来のマーベリックから離れて新たな挑戦をした一枚です。

基本ファンクをベースに、ソウルやヒップホップを組み込んだ音作りが得意でしたが、新たなる挑戦として今作からジャズ色が強くなっています。

どのアルバムも良いけど、分岐点的一枚として今作を紹介しました。

なのでゲストもジャズ色強いです。

ブランドン・ロス(G) ニール・エヴァンス(ソウライブのkey)・ドン・バイロン。

そしてカサンドラ・ウィルソンとレイラ・ハサウェイの凄いボーカルも参加しております。

何じゃ、私がこのnoteで紹介してきたメンバー総出演じゃないですか(笑)

ジャズとは言っても、彼女のやる事なんで普通のジャズじゃないです。

何て表現していいか分からないけど、フリージャズ風だけど、ちゃんとしてるというか、兎に角何かに例えられないです。

前作までのフアンキーなヒップホップ系のアレンジを期待すると肩透かしだけど、滅茶苦茶カッコいいし斬新です。

総ての音楽好きの聞いて貰いたい一枚です。

皆様には彼女らしい色んな要素の詰まったこの曲を。


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