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沖縄の伝統的音楽を今の風に乗せた島人(しまんちゅう)

55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第96弾!

2004年発売

「Stormy Weather」 首里フジコ

ノラジョーンズの出現で始まったオーガニック系のブーム。

まんまと私も乗せられていた時期。

このnoteでも何枚か紹介してきました。

調子に乗ってお店を三軒に増やした時期だったので、フルパワーで働いていたので、音楽は癒し系を自然に求めていたのかもしれません。

そしてこの時期に同じく嵌っていたのが沖縄。

今と違い平日だと二泊三日でレンタカー付いて3万円という激安で行けた時期だったので、何度も行きました。

海で泳ぐわけでもないし、食べ物も別段すごく美味しいものがあるわけでもないんだけど、時間がゆっくり流れる空気感に嵌ってました。

当然島唄にも嵌り色々とCD聞き漁ってた時期でもありました。

伝統的な島唄も良いんだけど、やはりそこに何か今ならではの風が欲しいと思ってた所に出会ったのが本日紹介する首里フジコ。

首里城の首里という名字を持つ、如何にも沖縄の人。

偶然出会い聞いたのですが、一曲目の声が流れた瞬間に名盤決定でした(笑)

選曲は伝統的な島唄から、30~50年代のJAZZ、浅川マキ(港町)や、果ては童謡まで。

幅広い選曲となっています。

最小限の音数で、ゆったりとしたアレンジに首里さんの透明感あふれる歌声が泳ぐ感じ。

染み入ります。

今作はセカンドアルバムですが、ファーストも負けず劣らず良いです。

残念ながら三枚目を出した後、今のところソロアルバムは出ていない(コンピレーションや企画物には時折参加してますが)。

沖縄の新しい風を感じて貰いたいです。

皆様にはオープニングのJAZZのスタンダード曲を


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