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レーベルの壁をぶち破る程の破壊力のあるシンガー

55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第93弾!

「moon dance」 Ann Sally

2003年発売。

先日このnoteでソウルボッサトリオの名盤を紹介しました。

その中で歌声を披露していたのが本日紹介するアン・サリーという女性シンガー。

もう一発で嵌り、デビュー作を遡って聞きました。

二作目を今か今かと待っていたら驚くべきNEWSが流れて来たんです。

何とセカンドアルバムにして二枚同時発売。

そして一枚一枚レーベルが違うんです!

こんな事今までにありました?

今作はビデオアーツからで、もう一枚の(day dream)がファンハウスから何です。

もう争奪戦が激しくて、それならお互いで出しましょうという所に落ち着いたんでしょうか?

二枚ともカバー集で甲乙つけがたい超のつく名盤なんですが、選曲の好みが今作の方だったので泣く泣く選びました。

二枚ともソウルボッサトリオのゴンザレス鈴木と本人のプロデュースで、絶妙な選曲なんです。

カバー集と言うと有名な曲を選びがちですが、この二枚は全くそうではないです。

才能あるミュージィシャンの隠れた名曲を選出した感じです。

なので私も聞いた事のない曲もありましたが、全く問題なしです。

絶妙な選曲はこんな感じです。

先ずはピースフル(ケニー・ランキン) 5/4サンバ(ハース・マルティネス)という私がnoteで紹介してきた人達。

その他にも、Fappier Than The Morning Sun(スティービー・ワンダー) Onde Eu Nasci Passa(カェーターノ・ヴェローゾ) Only Love Can Break Your Heart(ニール・ヤング)などなど。

メンバーも多彩ですが、笹子重治・小沼ようすけ・高田連という三人のギターリストが滅茶苦茶良い仕事しております。

大げさでなく一生聞き続けれる名盤だと思います。

アン・サリーはこの後も医者をしながら音楽活動を精力的続け新作も沢山出してますが、やはりこの二枚が最高傑作というのは間違いないと思います。

気に入った方はぜひ二枚同時にGETしてください。

一曲に絞れなかったので本日は二曲皆様に。

オープニングを飾るシャンソンンの名曲を。小沼ようすけのギターが痺れます。

そして服部良一の昭和歌謡のカバー。こんな良い歌だったんだと再確認しました。


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