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ジョン・ルーリーが真剣に遊んだフェイクアルバムの名盤

56歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介(R)第10弾!

「Greatest Hits」 Marvin Pontiak

1994年発売

本日紹介するマーヴィン・ポンティアックという謎のSSWの存在を知っている人は本当に少ないと思う。

かくいう私もタワーレコードの視聴で聞くまで名前すら知らなかった。

でも視聴で聞いた瞬間レジにCDを持って行った位の衝撃でした。

早速家でじっくり聞いたら、?この声どっかで聞いた事ある。

あっ!ジョン・ルーリーだと気づきます。

それでも暫くは似た声の人物だと勝手に思ってました。

後々音楽雑誌で、このCDはジョン・ルーリーとレコード会社が手掛けた壮大なフェイクミュージィシャンだと分かります。

レコード会社の売り文句も(音楽業界との対立や軋轢で生前リリースされなかった幻のアーティスト)という感じで、まんまと騙されました。

一瞬お遊びか!と思うんですが、これが内容も本当に素晴らしいんです。

ブルースやジャム、果てはアフリカンリズムまで多彩な内容。

参加メンバーも、マーク・リーボー ジョン・メデンスキー ビリー・マーティン ビル・ウェアなどの個性派ジャムバンドメンバー。

楽曲も素晴らしくて、そこに重なるジョン・ルーリーの朴訥とした低音。

もう最高の一枚です。

ジョン・ルーリーファンは当然ですが、ブルース・ロック・ソウル・ジャム好きにも聞いて貰いたいですね。

本当にもっと多くの人に聞いて貰いたい幻の名盤だと思います。

全曲YouTubeに上がってましたので皆様に。


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