病気の診察はいつも同じ医者に診てもらうといい
病気の診察はいつも同じ医者に診てもらうといい
今回は、医者の選び方についてお話ししたいと思います。
あなたは病院に行った際に、いつも同じ人に診療してもらっていますか? それとも、毎回違う先生に診てもらっていますか?
実は、この選択があなたの健康に大きな影響を与える可能性があるのです。
エクセター大学などの研究チームが、同じ医者による治療の継続性と患者の死亡率の関係を調べたのですが、その結果が驚くべきものだったのです。
・同じ医者に診てもらうと死亡率が低くなる?
研究チームは、1996年から2017年までの期間に行われた726件の研究を集めて、医療の継続性と患者の死亡率の両方を分析している研究に絞りました。
その結果、9ヶ国から22件の研究が該当しました。いずれも2010年以降の研究でした。
そして、該当する研究を分析して、医療の継続性と患者の死亡率の関係を調べました。
その結果、同じ医者に診てもらっている患者の死亡率が有意に低くなっていました。
同じ医者に診てもらっている時間が長くなるほど、死亡率は下がっていました。
22件の研究のうち、18件において、死亡率の低下が認められました。
・なぜ同じ医者に診てもらうと死亡率が低くなるのか?
では、なぜ同じ医者に診てもらうと死亡率が低くなるのでしょうか?
以下のような理由が考えられます。
医者と患者が互いによく知ることで信頼関係が生まれる
患者が医者のアドバイスや治療方針に従いやすくなる
診察がスムーズになり、患者の不安やストレスが減る
医者が患者の以前の様子を知っているため、治療による変化を認識しやすい
医者が患者の全体的な健康状態や生活習慣に配慮できる
これらの要因が、患者の健康にプラスの影響を与えると考えられます。
・まとめ
同じ医者に診てもらうことで、死亡率が低くなるという驚きの研究結果を紹介しました。
医者と患者の信頼関係が、健康に大きな影響を与えることが分かりました。
あなたも、信頼できる医者を見つけて、その人に一生ついていってみませんか?
長生きできる可能性が高くなりますよ。
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