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ワーカホリック(仕事中毒)になりやすい職場の特徴とは?

ワーカホリック(仕事中毒)になりやすい職場の特徴とは?

仕事に熱心な人は素晴らしいと思いますが、プライベートを犠牲にしてまで仕事に没頭する人は、ワーカホリックと呼ばれています。
ワーカホリックになると、メンタルヘルスや身体健康に悪影響を及ぼします。
ワーカホリックにならないためには、どのような職場を選ぶべきでしょうか?

フランスのクレルモン・オベルニュ大学などの研究チームによる研究によると、ワーカホリックになりやすい職場の特徴は、「仕事の要求レベルが高い」ことです。

仕事の要求レベルが高いとは、専門的な知識や高度なスキルが必要であったり、重要なポジションに就いているなど、重い責任を負っている仕事のことです。

研究者は、フランスで働く187人にアンケートを実施し、ワーカホリックのリスクを評価しました。

その結果、仕事の要求レベルが低い職場に比べて、要求レベルが高い職場で働いている人は、ワーカホリックのリスクが「5倍」になることが分かりました。
また、ワーカホリックのリスクが高い人は、週に平均7時間多く労働しており、睡眠の質が低く、ストレスが高く、健康状態が悪いことも判明しました。

ワーカホリックになると、うつ病、不安症、睡眠障害などのメンタルヘルスの問題に直面する可能性が高くなります。
過労死という言葉があるように、働きすぎは体に毒です。
仕事は大切ですが、自分の健康はもっと大切です。
仕事とプライベートのバランスをとることが、幸せな生活のために必要です。

もちろん、ワーカホリックにもメリットがないわけではありません。
仕事の満足度が高かったり、キャリアアップに繋がるなどと関連があります。
しかし、それらのメリットは、ワーカホリックのデメリットに比べて小さいと言えます。
仕事に情熱を持つことは素晴らしいことですが、自分のレベルと仕事の要求レベルがあまり乖離しないようにしましょう。

少し上を見るのはいいですが、上を見すぎると絶望しかないですよ。
一歩一歩、着実に階段を進めていきましょう。

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