女性のキャリアについて
某企業に勤めて約34年。
「出る杭は打たれる」時代を走り続けたおかげで
今では同世代の男性とほぼ対等な職位へと辿り着き
毎日楽しくやり甲斐を感じることができている。
しかしながら女性のキャリア形成への道が開拓されたという訳ではない。なぜなら昭和のおじさま責任者達がまだまだ沢山いるからである。
今はそのおじさま達の考えも多様性として受け入れながら共に進んでいくスキルが必要な時期だと実感している。
50歳を過ぎた暫定中間地点の頃に
自身の「これまで」と「これから」について
マインドセットを試みた。
「これまで」は一言で言えば社畜女子。
もちろん納得した上で仕事が好きだからである。
担当職務が変わるたびに
「知識を深めて極めたいが正解はどこに?」
「部下は出来てない人の話は聞かないものである」
「女性は?男性と同じようにしてないといけない?」
「男性の様に休みの日も仕事があふれればやるべき」等々
女性なのに?などのステレオタイプの雑音に対しては、いつしか「またか」レベルで処理できる免疫力は知らないうちについていった。
紅一点は得をする事もある。とにかく存在が目立つ。
結論、仕事は楽しい。そして今、周りに助けられて幸せ。
「これから」についても考えてみた。
子供も大学を卒業し、今年で社会人3年目。
好きな仕事をして頑張っている。
定年退職までの約8年間は後輩のために非効率な業務の改革と整備をしていきたい。
定年後は小さくても良いので起業をしてみたい。
やはり仕事がしたい。
できれば人に喜ばれる仕事がいい。
そして、いつか娘に良い人が出来たら好きな仕事が続けられるよう孫の子守などはサポートしたい。
まだ元気な両親がもし、要介護になったら面倒をみたい。
休日は夫婦で気ままにゴルフをして笑って過ごしたい。
結論、底なしに欲張り。だが、これが私のやりたい事だ。
マインドセットで気づいたこと。
仕事を続けていたからこそ、幸せな今がある。
次は「これから」を実現できる準備を進めよう。
時間は有限。
仕事はマニュアル化をして効率をあげよう。
そして休日は仕事をしない。考えない。
家族と過ごせる時間をもっと増やそう。
今は小学校の教育でも男女で分けなくなっている。
責任者は男性、女性はその配下の時代はとっくに
終わっていることは皆んな知っていて怖がる事ではない。
描いた「これから」を実現するために
アサーティブに1人の人として発言していこう。
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