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誰でも読めるMTG英語

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2022年7月の記事一覧

#36 誰でも読めるMTG英語 「3減らす」?「3に減らす」?

Cleave今回のカードはこちら 「Innistrad: Crimson Vow(クリムゾンバウ)」 「イニストラード:真紅の契り」収録のソーサリーです さっそく1つ目のキーワード能力から訳していきましょう 助動詞「may」は「してもよい」なので 「You may cast」で「あなたは唱えてよい」 「this spell」は「この呪文」 「for its cleave cost」なので「この cleave コストで」 #32でやった「Flashback」等と同じ代替コ

#35 誰でも読めるMTG英語 普通じゃない rather than

assign と rather than今回のカードはこちら 「モダンホライゾン」収録のオーラです オーラについての基礎は#9でやりましたね さっそく訳していきます 「Enchanted creature」は「エンチャントされたクリーチャー」 「gets +0/+2」は「+0/+2修整を受ける」 「assign(アサイン)」は「割り振る」という意味の動詞です MTGでは「戦闘ダメージ」の割り振り方に関してのみ使われる単語です 「combat damage」に関する表現

#34 誰でも読めるMTG英語 こじつけで覚える Prowess と Clue

Prowess今回のカードはこちら 「Shadows over Innistrad」「イニストラードを覆う影」収録 「Human(ヒューマン)」つまり「人間」と 「Wizard(ウィザード)」のクリーチャータイプを持つカードです さっそく1つ目のキーワード能力から訳していきましょう 「Whenever」なので誘発能力である「たび」 「spell」が「呪文」で「cast」が「唱える」 「non」と否定が付いてるので 「noncreature」は「クリーチャーでない」 まと

#33 誰でも読めるMTG英語 double も動詞なんです

Kicker今回のカードはこちら クリーチャータイプ「Ape(エイプ)」と「Warrior(ウォーリアー)」 つまり「類人猿」と「戦士」の伝説のクリーチャーですね 「猿」の「Monkey」や「兵士」の「soldier」と間違えなければ大丈夫です では、早速1つ目のキーワード能力から訳します 能力名としては、そのままカタカナで「キッカー」ですね 「may」が「してもよい」で「pay」が「支払う」なので 「you may pay」で「あなたは支払ってもよい」 「addit

#32 誰でも読めるMTG英語 half の端数の行方

half と round up今回のカードはこちら 「Innistrad: Midnight Hunt」収録のソーサリーですね 早速1つ目の効果から訳していきます 動詞「create」で始まってるので#15でやったトークン「生成」能力 トークン生成の指定は 数、(スタッツ、)色、サブタイプ、パーマネントタイプ、の順番なので 「X 2/2 black Zombie creature tokens」は 「X個の2/2で黒のゾンビクリーチャートークン」 を生成する事になりま

#31 誰でも読めるMTG英語 transform する Saga

Saga今回のカードはこちら 「Kamigawa: Neon Dynasty」の赤のエンチャントです この独特の形式を見れば、言語なんか読めなくてもサブタイプは解りますね 「英雄譚」。これを英語だと「Saga(サーガ)」と言います 英雄譚の細かいルールは各自調べて頂くとして ここでは注釈文で書かれている部分だけ訳しましょう 「As」から始まる時は誘発能力じゃないと#7でやったので これは「際に」と訳すのが適切でしょう 「this Saga」はそのまま「この

#30 誰でも読めるMTG英語 「上陸」は覚えなくて良い?

Landfall今回のカードはこちら ゼンディカーブロックのワールドウェイク収録のコモンですね 注目すべきは下の「Landfall(ランドフォール)」 これに続く文の前半を見てみましょう 「Whenever」は誘発効果である事を示す「たび」なので 「土地があなたのコントロール下で戦場に出るたび」 となります。 この誘発効果なら現スタンダードにも存在してるのでご存知でしょう そう、「Landfall」の意味は「上陸」です しかし重要なのは、これがキーワード能力ではなく