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120歳まで生きることが夢

120歳まで生きることが夢になると

突然である。
今、夢がある。
夢は、120歳まで生きること。
できたら、ギネスに登録されるほどの記録になっていれば良い。
でも夢で希望だから、半分以上は無理。
いやいや、もっと確率は少ない。
限りなく少ないかもしれない。
でも、夢だから良いに決まっている。

夢の実現

周囲に公言したので、本人もその気になっている。
若い人に言わせると、長生きすんなよ、と言われそう。
最近は、日本一長生きをしても、昔の銀さん金さんのように騒がれない。
世間の風潮としては、年金や老人介護保険料など、長生きすればするほど税金がかさむので不興をかいかねない。
それは納得だ。
でも、一回決めたことだから、最後まで挑戦してみたい。
本当に勝手だ。
誰が応援するっていうの?
そうだろう、そうだろう。
じゃあ、120歳まで生きるために、どんなことをすれば良いのか、そういう問題が出てくる。
今、120歳まで生きるために、やることリストがあれば良いのだが、
実際のところ、そんなノウハウはない。
あったら、みんなとっくに取り組んでいるだろうから。
独裁者でも、長寿となると難しい。
こればっかりは、どうにもならない。
やはり、基本的にはDNAに依存をするのだろうか。
確かに長寿の家系はある。
だから、これをクリアーしたとする。
わたくしの両親は、まあ長寿の方だから。
だから、二次的な課題はなんだろう。

具体的な長寿になる行動

長生きの人の話を読んでみると、共通項がある。
1.草取りをしている。畑仕事。
2.ラジオ体操をしている。
3.趣味を持っている。
4.交友関係がある。
5.早寝早起き。
6.規則的な生活。
7,腹八分目の食生活。(自炊)
8.長寿の人は、もと教員が10%。
9.のんきで楽観的
10.外が好き(散歩や日向ぼっこ)
11.きれい好き(お風呂は毎日)
12.自分のことは自分でやる
13.人に頼まれて仕事をすることもある
14.生活レベルは中流家庭
15.活動的で好奇心旺盛
16.世の中の動きに興味がある
17.身なりに気を配る
18.連れ合いが亡くなっても、くよくよしない。
まだまだあるが、これで十分。
食生活については、意外に幅が広く、これと言ったものはない。
強いて言うなら、好き嫌いがあまりない。
酒やタバコを嗜んでも、長寿な人は長寿と言うのが興味深い。
とはいえ、酒やタバコもやめたほうが良いと最近は言われている。
一応網羅してみたが、大体のことはできそうだ。
ただ、できるけれど、問題がある。
それは、これらを実践しても、120歳まで生きることが出来るという保証がないのだ。

長寿の人は特別なのか

長寿人口を調べてみた。
963年には153人に過ぎなかったのが、1981年には1,000人を超える。
1998年には1万人を超え、2012年には5万人を、2015年には6万人、2020年には8万人。
そして2022年には9万人を越えた。
男女別では女性が88.6%と圧倒的に多い。
この調子で、行くと、30年後の2048年には37万人、2078年には80万人位になりそうだ。
えらいことだ。
調べていたら、怖くなった。
100歳以上がぞろぞろ歩いている光景は、ちょっと壮観だ。
これでは、年金制度も危うくなってくるのは当然かもしれない。
そして、今世紀末には長寿は特別なことではなくなると言うことだ。
長寿が平凡なことになる。

長く生きることは良いことなのか

これは、大変な問題だ。
そこで、ちょっと考えてみた。
日本全国には、「ぽっくり寺」という寺が存在する。
こういうお寺の存在は、お参りをする老人の需要があるからだ。
長生きよりも、ぽっくりと苦しまないで死にたいというのが、老人の本音かもしれない。
確かに、今の世の中は、長生きをして年金をたくさんもらっている老人は、憎まれているだろう。
憎まれながらいつまでも長生きするのも、どうなんだろう。
人間、死に際というものも考えなくてはならないのか。
死にたくないけれど、死に際を考えないといけないなあと老人は反省しているような気がする。
どうも、長生きは、自慢にはなりそうにない。
長生きは、ひっそりとやるものだ。

それでも諦めない120歳まで

未来を見たい。
明日を見たい。
これは、生きる糧のようなものだ。
空飛ぶ車を見てみたいし、宇宙旅行へも行ってみたい。
未来のことを考えたら、負の考えは吹っ飛ぶ。
もう何を言われても、やっぱり120歳までいきてやろうと思う。
ただ、120歳まで年金をもらったら、60歳で定年で年金暮らしに入った人は、
60年間年金をもらうことになる。
平均の年金額16万円×60年×12ヶ月=11520万円
総計一億一千五百二十万円也!

旗じいの記事を読んでくれて、ありがとう。
生きることと、長生きは、同列で考えられないね。
総計一億一千五百二十万円也!を見たら、目がくらんだ。
やっぱり浅ましいな、人間は。

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