100人のHSPで村を作ったら
心が繊細すぎて生きづらいと思っている人は多い。
僕もINFP(仲介者)型のHSPだ。
こんなことばっかりで困る。
この性格について、
ハイリーセンシティブパーソンなんて大層な名前を付けるから
悪い方に捉えられてしまう。
単純に「繊細さん」とでも呼んだらいいのでは。
心が繊細であることは、すなわち生きづらさに直結する。
僕は子どもの頃からHSPを治したくて仕方なかった。
webで情報を漁っては、その治療法を片っ端から全部試した。
メンタルクリニック、カウンセリング、
薬の服用、運動・筋トレ、瞑想、自己啓発。
結果、効果があると感じたものはなかった。
HSPは持って生まれた性格であり、何かをして治るものではない。
豪快な人に「繊細になって」と言っても変えられないのと一緒だ。
どうせ治らないものであるなら、
HSPの良いところ・悪いところを一度洗い出してみたらどうだろう。
そして作ったのが「100人のHSPで村を作ったら」だ。
HSP村は確かに悪い方向に進む要素はあった。
でもそれ以上に この村、ちょっといいじゃん! と思うところがあった。
僕はこれを見て少し元気が出たけど、あなたはどうだろう?
自分の性格を変えることはできなくても、
その特性を知ることで、生きやすい環境に身を置くことはできる。
同じように繊細さを抱える人の一助になれたら嬉しい。
「もしも100人のHSPで村を作ったら」
①発展しない
ここにこれを作ったら他の人はどう思うだろう?
周囲に気を遣うあまり、何も進まない。
誰かと競いあうことを嫌うため、競争的な発展も起こらない。
②子供が生まれない
男も女も様子見が多く、もじもじしている。
好きな人がいても、自分が傷つくのを恐れて気持ちを伝えられない。
自分と相手を一生シュミレートしていて、現実にならない。
③芸術や音楽が生まれる
アートやデザイン、語学や音楽の才能に溢れるものが現れ、
村が独自のカルチャーや芸術で満たされる。
④医療や介護が発達する
誰かを助けたい、寄り添いたいと思う村人が多く、
介護士や看護師、医師やカウンセラーが人気職となる。
⑤よその村と交流しない
村人は閉鎖的で、基本家にこもって出てこない。
たまによその村の人間がやってくると、目を逸らして関わらない。
⑤犯罪が起きない
村人が小心者で気にしいなので、他人に害を成さない。
割と自分のことで精一杯で、揉め事が起きそうになると避ける。
⑥飲食店が少ない
人目のある場所は落ち着かないため、
居酒屋や食事にわざわざ行くより家に帰ってしまう。
⑦有事の際は団結する
災害などが起きた際は突然アクティブになり、
持ち前の優しさで、周囲の人間の救助を第一に考える。
⑧ずっと田舎
大きな音や光が嫌なので、キラキラした都会的な生活よりも、
のんびりとした自然な暮らしを維持しようとする。
⑨とても綺麗
些細なことを気にしてしまうため、ゴミや汚れに敏感。
村の景観を乱すものには厳しい。
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